落としたり紛失しても安心!?
セキュリティーを強化したUSBメモリー
USBメモリーを常用している人にとって、やはり気になるのはそのセキュリティーだろう。USBメモリーが盗難されたり、紛失してしまったりしたとしたら……。そういった不安を解消し、便利に運用できるUSBメモリーが登場している。
パスワード入力はハードウェアキーで
アイ・オー・データ機器「ED-HB」シリーズ
アイ・オー・データ機器「ED-HB」は、セキュリティ強化のため、なんと「ハードウェアボタン」を採用。PCに接続する前に、このハードウェアボタンを押してパスワード認証しないとデータが読み取れないという仕組みになっている。
また、メモリー内部に保存されるデータに関しては自動で暗号化されるため、筐体を分解してフラッシュメモリーだけ抜き出したとしても、ほかの機材を使って閲覧することはできない。
最大240GBの大容量モデルも!
ハードウェアキー搭載の「Aegis Secure Key 3.0」
アスクが販売するApricorn製のUSBメモリー「Aegis Secure Key 3.0」シリーズも、同様のハードウェアボタンを搭載する製品。
こちらは240/120/60/30GBと大容量製品がメインで、USB 3.0対応で高速なデータ通信も実現している。管理者アカウントとは別に、ユーザーアカウントを作成してそれぞれでパスワード管理ができ、複数人のメンバーでUSBメモリーを使い回すような場合でも、安全なデータ管理が可能だという。
アンチウィルス機能を搭載した
アイ・オー・データ機器の「ED-SV4」シリーズ
ウィルス対策を強化したUSBメモリーもある。アイ・オー・データ機器の「ED-SV4」シリーズは、「Trend Micro USB Security」を搭載。書き込まれるデータをその都度自動でウイルスチェックすることで感染を防ぐ。
なお、Trend Micro USB Securityの有効期間は1~5年(製品により異なる)で、それ以降さらに使用するためにはライセンス更新(1ライセンス1年間1080円)が必要となる。
次ページへ続く、「タフネス仕様のUSBメモリー」
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