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2015年 春の外部ストレージ祭り! 第3回

450MB/秒の爆速モデルも! 多彩なUSBメモリーの世界

2015年04月01日 12時00分更新

文● 二瓶 朗、編集●ハシモト/ASCII.jp編集部

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落としたり紛失しても安心!?
セキュリティーを強化したUSBメモリー

 USBメモリーを常用している人にとって、やはり気になるのはそのセキュリティーだろう。USBメモリーが盗難されたり、紛失してしまったりしたとしたら……。そういった不安を解消し、便利に運用できるUSBメモリーが登場している。

パスワード入力はハードウェアキーで
アイ・オー・データ機器「ED-HB」シリーズ

ハードウェアキーが目を惹くアイ・オー・データ機器「ED-HB」シリーズ。USB 2.0に対応する。アルミ製のキャップが付属し、持ち運び時にボタン部分をしっかり覆う。容量は16/8/4GBの3ラインナップ。16GBモデルの実売価格は1万8000円前後

ハードウェアキーが目を惹くアイ・オー・データ機器「ED-HB」シリーズ。USB 2.0に対応する。アルミ製のキャップが付属し、持ち運び時にボタン部分をしっかり覆う。容量は16/8/4GBの3ラインナップ。16GBモデルの実売価格は1万8000円前後

 アイ・オー・データ機器「ED-HB」は、セキュリティ強化のため、なんと「ハードウェアボタン」を採用。PCに接続する前に、このハードウェアボタンを押してパスワード認証しないとデータが読み取れないという仕組みになっている。

「ロック解除」ボタンを押して、7~15ケタのパスワードを入力して初めてPCに接続することが可能。なおアルミ製のキャップが付属し、持ち運び時にボタン部分をしっかり覆う

「ロック解除」ボタンを押して、7~15ケタのパスワードを入力して初めてPCに接続することが可能。なおアルミ製のキャップが付属し、持ち運び時にボタン部分をしっかり覆う

 また、メモリー内部に保存されるデータに関しては自動で暗号化されるため、筐体を分解してフラッシュメモリーだけ抜き出したとしても、ほかの機材を使って閲覧することはできない。

最大240GBの大容量モデルも!
ハードウェアキー搭載の「Aegis Secure Key 3.0」

「Aegis Secure Key 3.0」。筐体とケースがアルミ製ハウジングによって保護されている。30GBモデルの実売価格は3万8000円前後とちょっとお高いが、安全を買えると思えば安い、のかもしれない

「Aegis Secure Key 3.0」。筐体とケースがアルミ製ハウジングによって保護されている。30GBモデルの実売価格は3万8000円前後とちょっとお高いが、安全を買えると思えば安い、のかもしれない

 アスクが販売するApricorn製のUSBメモリー「Aegis Secure Key 3.0」シリーズも、同様のハードウェアボタンを搭載する製品。

 こちらは240/120/60/30GBと大容量製品がメインで、USB 3.0対応で高速なデータ通信も実現している。管理者アカウントとは別に、ユーザーアカウントを作成してそれぞれでパスワード管理ができ、複数人のメンバーでUSBメモリーを使い回すような場合でも、安全なデータ管理が可能だという。

アンチウィルス機能を搭載した
アイ・オー・データ機器の「ED-SV4」シリーズ

「Trend Micro USB Security」を搭載する、アイ・オー・データ機器「ED-SV4」シリーズ

「Trend Micro USB Security」を搭載する、アイ・オー・データ機器「ED-SV4」シリーズ

 ウィルス対策を強化したUSBメモリーもある。アイ・オー・データ機器の「ED-SV4」シリーズは、「Trend Micro USB Security」を搭載。書き込まれるデータをその都度自動でウイルスチェックすることで感染を防ぐ。

 なお、Trend Micro USB Securityの有効期間は1~5年(製品により異なる)で、それ以降さらに使用するためにはライセンス更新(1ライセンス1年間1080円)が必要となる。

次ページへ続く、「タフネス仕様のUSBメモリー

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