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ここが変わったWindows 10 第12回

ウィンドウの限られたスペースを効率的に活用できる

Windows 10、「スナップ機能」で4分の1分割も可能に

2015年03月13日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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 発売時期は確定していないが、今年中に登場すると噂されているWindows 10。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

 この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

通常のウィンドウ

 「スナップ」は、ウィンドウを画面端まで移動させると、左右であればデスクトップの半分のサイズに自動的にリサイズされる機能で、限られたスペースを効率的に活用できるので重宝されている。Windows 7で採用され、8でも搭載されていたが、基本的に左右の分割だけだった。8.1では3分割以上にも対応したが、10では上下の分割にも対応した。

 ウィンドウを斜め上や斜め下に動かすと、デスクトップの4分の1のサイズにリサイズされるのだ。4つのウィンドウを細かい調整なしにデスクトップにぴったりと表示できるようになる。ただし、ストアアプリは最小サイズが決まっており、デスクトップの解像度によっては上下の分割ができない。

 スナップ機能はタッチ操作やマウス操作で動かすほか、Win+矢印キーのショートカットでも利用できる。Win+→で右半分にリサイズされ、Winキーを押したまま↓もしくは↑キーを押すと4分の1サイズにリサイズされる。ちなみに、通常表示のウィンドウを画面上部に動かしたり、Win+↑を押した場合は全画面表示になる。

 複数ウィンドウが開いている状態でスナップすると、空いているスペースに表示するウィンドウを選択する支援機能も搭載された。スナップすると、それ以外のウィンドウのサムネイルが表示されるので選択しよう。ウィンドウ以外の部分を選ぶと、スナップされずにそのままの表示となる。


右端に動かすと自動的に画面半分のサイズになる


右上に動かすと自動的に画面4分の1のサイズになる


ウィンドウを隙間なく並べるのも簡単だ


ストアアプリは4分の1分割にしようと思っても、解像度の制限がある


複数ウィンドウが開いている状態でスナップすると、空いている場所にどのウィンドウを表示するか尋ねられる


サムネイルを選択すると、並べて表示される



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