Instagramは驚異の月間ユーザー数3億超え
カメラアプリ情勢早分かり! 国内ではLINEcamera絶好調、Instagramは?
2015年01月12日 09時00分更新
ファッションと親和性の高いInstagram
上記データでは6位に留まったが、日本国内でのInstagram利用状況はどうなっているのだろうか。2014年11月のソーシャルメディアマーケティングラボによるFacebook上での調査では、Instagramの利用期間は「半年以内」が一番多く28.6%。続いて「一年以内」が15.7%、「1ヵ月以内」が15.0%となった。1年以内が59.3%と約6割に及び、2014年にInstagramの利用が増えたことが分かる。
ログイン頻度は「毎日」が40.7%でトップ。次いで「週に2、3回」が21.4%、「週に1回」が8.6%となっており、7割以上のユーザーが毎週日常的に利用している。
Instagramの利用の仕方については、「主に他の人の投稿画像を見る」が67.9%、「主に自分が画像を投稿する」が32.1%となっており、閲覧目的のユーザーが投稿目的のユーザーを大きく上回る結果となった。
なお、企業やブランドのアカウントをフォローしているユーザーは30.7%、芸能人(モデル・ミュージシャンを含む)をフォローしているユーザーは52.9%となっており、芸能人アカウントの人気の高さが目立った。
ユーザーローカルによると、Instagramの人気アカウントランキング上位には、モデルの水原希子、ローラ、梨花、トリンドル玲奈、長谷川潤などが並んでおり、ファッションと親和性が高いと言われるInstagramらしさが現れている。
スマホ・SNSの普及が進み、ますますカメラアプリのニーズが高まっている。日本ではLINE cameraが人気だが、Instagramの人気は世界的に高まってきており、両者の今後が気になるところだ。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎エデュケーション新書)の他、『ソーシャルメディアを武器にするための10カ条』(マイナビ新書)、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki
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「――全国でネット依存の可能性がある人は421万人、中高生は51万8000人といわれています。「SNSは楽しい、そして面倒くさい……」誰もがこの感情を抱きつつもSNSやスマホを手放せない現状で、以前は主流だった「使うな」「取り上げろ」といった論調は、もう通用しません。我々、そして子ども達は、SNSとどう付き合っていくべきか。元教員で母親でもあるITジャーナリストが、独自の観点で解き明かします」(本書より)
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