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Webオリジナルの13.3型ビジネスノート「dynabook R63」 第2回

Core i7-4510U、8GBメモリー、256GB SSDと贅沢な構成

有線LANやVGAを揃える、ビジネス向けWin7ノート「dynabook R63」

2014年10月10日 12時00分更新

文● エースラッシュ

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ビジネスの場でしっかりと活躍できる、高性能なマシン

 今回試用した「dynabook R63」の構成は、CPUにCore i7-4510Uを採用し、8GBメモリーと256GB SSDを組み合わせたものだ。GPUはCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4400を採用している。ビジネス向けノートPCとしては、割と贅沢な構成だ。

 Windows 7の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の結果を紹介しよう。「プロセッサ」の値が「7.1」、「メモリ」の値が「7.2」、「グラフィックス」の値が「5.1」、「ゲーム用グラフィックス」の値が「6.5」、「プライマリハードディスク」の値が「7.9」となった。

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果

 他と比較するとグラフィックスが弱めに見えるが、これはインテル HD グラフィックス 4400採用機としては標準的なスコアであり、悪い結果ではない。それよりも他の項目がかなり高いことに注目すべきだ。スコアの最高値は7.9だから、全体的にかなり高性能だ。3D処理性能を見る「3DMARK」は低めのスコアが出ているが、PCの総合的な力を見る「PCMARK8」の結果は悪くない。

3D処理性能を見る「3DMARK」の結果

PCの総合的な力を見る「PCMARK8」の結果

コンパクトなACアダプターが付属する

 ビジネス向けPCというと、ゲーム用途などに比べれば要求される性能も低く、低スペックPCのことを指すこともある。だが「dynabook R63」は違う。基本的な処理性能はかなり高く、ビジネスの場でしっかりと活躍できるマシンだ。

 バッテリーについては「BBench」を、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で実施したところ、3時間27分使用できた。モバイル利用をメインに考えれば少し短く感じるが、省電力設定にすれば利用時間はさらに延ばせる。また、付属するACアダプターは小型であり、長時間の利用が見込まれる時に持ち歩くのもそれほど苦にならないだろう。

Windows 7 Prfessionalでビジネスユーザーにぴったり

 試用機の「dynabook R63」にはOSにWindows 7 Professional(64ビット)が搭載されていたが、本来はWindows 7 Professional(32ビット)をプリインストールしている。64ビット版を利用したい場合には、購入後にHDDリカバリーを行なう必要がある。

 ライセンスOSはWindows 8.1で、ダウングレード権を行使している状態だ。必要があればWindows 8.1にすることもできるから、多くのユーザーの要望に応えることができるだろう。特にビジネスユースだと古い周辺機器を使い続けたかったり、自分の慣れた環境で作業をしたかったりとWindows 7の需要が高いだけに、「dynabook R63」はビジネスユーザーにとってうれしい構成のノートPCだ。

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