気になるモバイル性能はロマンで打ち消そう
正面から見ると、iPhoneサイズの小さなWindowsマシンであり、とてもステキなのだが、横から見ると掲載した写真の通り、とても分厚い。重量も今回の構成では556gと、Windows 8タブレットを買えばいいという結論になってしまうのだが、そこはロマンで押し切りたい。
また実用的な用途を考えるのであれば、別途モニターとキーボードを持ち歩いたほうがいいのだが、このあたりはスマホ・タブレットで代替可能になっているため、やはりエンジョイを優先すべきだろう。とはいえ、実際に持ち歩いてみると意外と邪魔にならないので、個人的にはけっこうアリだったりする。電車の中ではものすごく視線を集めることになってしまったが。
アグレッシブな自作PCを気軽に楽しめるLIVA
LIVAはそのままでも便利な小型PCである。消費電力の少なさやコンパクトな形状から、常時起動させっぱなしする用途はすぐに思い浮かぶし、基板だけでデスクトップPCに突っ込んでおくといった運用も可能だ。
その場合は、2.4A急速充電対応のENERMAX製3.5インチベイ内蔵型カードリーダー/ライター「ECR501」(製品情報)で電源を確保できるなど、夢が広がる系パーツになる。
当初はそういった用途を思い浮かべたのだが、4.7インチ/5.5インチに巨大化したiPhone 6を見て、小型の画面でWindowsをモバイルできるかと考えた。
D.E.S.U.N.O 'Plusはローコストで実現可能なモバイルプラットフォームなので、遊び気分で今回の構成を試してみてもいいし、勝手により便利な持ち歩き環境を生み出してもいい。
さて、次回はZOTACから発売されたファンレスベアボーン「ZBOX C」シリーズを取り上げる。“0円Windows”ことWindows 8.1 with Bingが搭載されているため、OSを含んだ総費用で考えると、LIVAとそう変わらない価格となる。同じファンレス駆動であるLIVAとの違いを検証してみよう。
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