本格的に料理をより美しく撮るなら
レンズ交換式+(低価格?)マクロレンズがおススメ
ここまではコンデジの話だったが、より本格的に料理の写真を撮るなら、レンズ交換式がいい。
レンズ交換可能なデジイチやミラーレス一眼の場合、標準レンズでもそれなりに近づいて撮れるが、コンデジのようにレンズ前1cmとかまでは近づけないので、アップにしたい場合にはマクロレンズがほしいところ。
そこでいざ、マクロレンズを購入しようと思っても、意外にも複数のラインナップがあり価格もまちまち。一番安いのを買っても大丈夫なのか、心配になったりすることもあるのではなかろうか。
今回はソニーのAマウントのラインナップから30mmマクロ「SAL30M28」と100mmマクロ「SAL100M28」の2本を用意して使い勝手がどう違うか検証してみた。30mmマクロは実売で1万5000円前後で買えるお買い得モデルとなっているが、100mmは6万円半ばで販売されている。
なお、マクロレンズといっても接写しかできないというわけではなく、普通の撮影にも十分に使えるので普段用に1本あると便利だ。
30mmマクロの撮影サンプル
30mmマクロで絞りを変えてシャープネスチェック
絞り開放からシャープネスが高い。絞っていくとF8.0あたりが一番シャープで、それ以上絞っていくと徐々に解像力が低下していくが、それも微々たるもの。最小絞りのF22でも十分にシャープなので、すべての絞りを存分に使って撮影できる。
(次ページに続く、「100mmマクロの撮影サンプル」)
この連載の記事
-
第3回
デジカメ
動く被写体を撮るなら……デジイチ or ミラーレス一眼!? -
第1回
デジカメ
月をキレイに撮るなら……50倍超コンデジ or APS-C一眼レフ!? -
デジカメ
秋の風景を撮るのに適したデジカメはコレだ! - この連載の一覧へ