シーン認識で何も考えずにシャッターを切るだけ!
キヤノン「IXY 130」
2014年8月で出たばかりの新製品で、エントリー向けらしく1万円代中盤で入手できる本製品。手軽な感覚で使える一方、光学ズームは8倍で広角から望遠までこれ1台で日常的な撮影ならすべてがこなせる。本体サイズは幅95.2×奥行22.1×高さ54.3mmで、メディアとバッテリー込みの質量は約130gとなる。
撮像素子は1/2.3型で、有効画素数は約1600万画素。8倍の光学ズームは35mm判換算で約24mmから224mm相当。最短撮影距離は広角側でレンズ前1cmまで、望遠側では1.5mまでになる。
撮影モードはオートが基本で細かい設定はできないが、エフェクト系の機能も備わっているので十分に遊べる。また、撮影環境を認識し、自動で最適な設定にしてくれる「こだわりオート」が利用可能だ。
なお、動画はHDサイズ(1280×720)までなので、撮影したムービーをフルHDテレビやフルHD超のモニターで見たいという人は物足りないかもしれない。
感度別撮影サンプル
感度設定はISO 1600までと控えめ。ノイズはISO 400くらいから出はじめている。偽色は少ないほうだが、最高感度のISO 1600では少し目立ちはじめている。ディテールの再現性がISO 400から低下しはじめているが、エントリークラスのコンデジとしては標準的と言えるだろう。
(次ページに続く、「3台のコンデジで料理を撮り比べてみた!」)
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