ISO 12800まで撮れるので暗い室内でも安心
ニコン「COOLPIX P340」
2014年2月に発売された最新機種で、価格は2万円代中盤。コンデジの中では高級機に入るモデルで、初心者よりも少しカメラに興味のある人向けになっている。撮像素子は1/1.7型とコンデジとしてはかなり大きなサイズのセンサーを採用する。
有効画素数は約1219万画素。光学5倍ズームレンズは35mm判換算で約24mmから120mmまでをカバーする。広角側での開放F値はF1.8と明るく、最短撮影距離は広角側でレンズ前2cm、望遠側では50cmとなる。
レンズの付け根にあるリングが回転する機構を持っており、リングを回すことで露出補正やズーム操作などが可能。無線LANを内蔵し、スマートフォンやタブレット端末を利用してリモート撮影や転送が行なえる。本体サイズは幅103×奥行32×高さ58.3mmで、メディアとバッテリー込みで質量は約194g
感度別撮影サンプル
感度設定はISO 12800まで可能。コンデジでここまで撮影可能なのは珍しい。感度を上げてもなかなか良好で、ノイズはISO 800くらいから出はじめているが、目立つのはISO 3200を越えてから。偽色は目立たず、ディテールに影響が出るのがISO 12800からということで、かなりいい感じだ。
(次ページに続く、「ソニー サイバーショット DSC-WX350」)
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