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ふぉんじょ@ ~ヘッドフォンと女の子 第5回

愛器はJabra REVO、色違いで2色!

ミイラ好き!? アイドルSKE48 矢方美紀、AKGで管楽器を堪能 (2/4)

2014年09月16日 17時00分更新

文● 貝塚怜、聞き手● 荒井敏郎、写真● 鎌田拳太郎

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「ミイラって、鼻の骨を削って中身を出すんですよ!」

—— 古代エジプトがお好きだとうかがっていますが、なかなか珍しい趣味ですよね。

「共感を持ってくださる同年代の方には出会ったことないですね。『私も古代エジプト、大好きなの!』っていう人には、いまだに出会ったことがありません。

 2年前に東京の上野で『ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~』っていうのがやっていたんですけど、それ行きました。あと大阪会場でもやっていて、それにも一人で行きました。本当に感動でした!」

—— 「エジプト関連ならこれはイチオシだぞ!」というものはありますか?

「ネフェルティティっていう女王様が好きで。横顔の銅像(※3)が有名なんですけど、それにすごく魅力を感じますね。首が長くて、ちょっと顎が出てるんですよ。あと、ツタンカーメンも好きだし……エジプト関連なら何でも見に行きたいです。

 (好きになった)きっかけはお母さんなんです。お母さんが古代エジプト好きで、家にエジプトっぽい陶器がおいてあったり、エジプト関連の漫画がおいてあったりして」

—— エジプト関連の漫画?

「『王家の紋章』っていう漫画です。それを小学校……もっと前か。幼稚園くらいのときに見て、『素晴らしい!』と思い、それから小学校の図書室とか行っても、エジプトの資料ブックばっかり見てました」

「ミイラ、全然いけます。『ミイラの作り方』っていう本とか読んでいたりして、面白いなって思っていました」

—— ちなみに、今の髪型はエジプトを意識していますか?

「よくファンの方にも言われるんですけど、それは違うんです。クレオパトラを意識してはいません(笑)。でも、無意識でしているのかもしれないですね。あ、前世は絶対、エジプトの人だと思います」

—— エジプト自体には、実際に行ったこともあるんですか?

「行ったことはないんですよ。アブシンベル宮殿とか、行きたいです。実現させたいなって思ってるのが、仕事でエジプトに行くことですね。吉村作治先生(※4)と一緒に、謎を探究したいです」

—— それは遠からず実現できるかもしれませんね! 古代文明のロマン的なところが好きなんでしょうか?

「すごい、好きです。だってなんかもう、発掘しても全然、謎が解けないじゃないですか。それでも発掘し続けて、『見つかるかもしれない』『見つかりそう』ってなる。そういうニュースを見ると、結構感動しますね」

—— ミイラとか全然平気?

「全然いけます。『ミイラの作り方』っていう本とか読んでいたりして、面白いなって思っていました。(ミイラって)鼻の骨を割って、中を全部かき混ぜて、鼻から(中身を)出すんですよ。あと日本だったら、卑弥呼さんの時代の文化とか、好きかもしれないです」

—— やっぱり、古代ミステリー的な方向に興味があるのかもしれないですね。

※3 ベルリン新美術館 所蔵「ネフェルティティの胸像」

※4 エジプト考古学の第一人者として知られる早稲田大学名誉教授/考古学者の吉村作治氏

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