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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第48回

iPhoneの通知センターをアプリランチャーにする「App Gate」を徹底解説

2014年08月13日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 iPhoneでも、よく使うアプリや操作を登録しておくランチャーを使いたい。Android向けにはたくさんあるのだが、iPhone向けだとごくわずかなうえ有料アプリがほとんど。そんななか、「App Gate」は無料! 今回は、iPhone用ランチャーの神アプリ「App Gate」の使い方を紹介しよう。

「App Gate」でルーチン作業は通知センターから一発起動する

通知センターをランチャーとして活用する

 App Gateは、ほかのアプリを起動したり、よく使うウェブページやメール送信画面を一発で起動できるランチャーアプリ。時刻を設定して任意のタイミングで作業を通知してくれるうえ、Java ScriptやHTMLも登録できるので、さまざまな活用方法が考えられる。

 登録したアプリや操作は、通知センターからアクセスできるようになる。画面の上から下にスライドさせれば、すぐにランチャーが利用できるのだ。まずは、メールの送信画面を登録してみよう。

App Gate App
価格無料 作者Akihiro Murata
バージョン2.1.2 ファイル容量636 KB
カテゴリーユーティリティ 評価(4)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 5.1以降

アプリの起動画面。「Mail」をタップする

登録名と送信先アドレス、よく使うフレーズなどを入力し、「Add」をタップする

通知する時間を設定する。登録するだけなら「No Notice」をタップする

一覧に戻ったら、右にフリックするとメニューが開くので「Quick」をタップする

通知センターに登録された

メールの作成画面が開く。送信先には、先ほど登録したアドレスが入力されている

登録した文字列がコピーされた状態なので、ペーストするだけで定型文を入力できる

標準アプリやオリジナルアプリを登録する

 「Default App」では標準アプリ、「Convenient」ではオリジナルアプリをURLスキームの入力なしで登録できる。オリジナルアプリは、ライト、メモ、電卓、コピーマネージャの4種類。標準アプリはミュージック、カレンダー、マップ、iTunes、App Store、リマインダーの6種類だ。

「App」を開いて、「Convenient」をタップする

オリジナルアプリが4つ登録されている

「Light」を登録する

登録された。通知センターから起動しよう

端末のライトが点灯する。On/Offで切り替えられる

「Default App」では、ミュージックやカレンダーなどの標準アプリも手軽に登録できる

URLスキームを利用する

 各種アプリを起動することもできる。その際は、「URLスキーム」を登録する。URLスキームとは、URLのような形式で書かれた文字列で、アプリなどを起動できる。たとえば、SafariのURLフォームに「music://」と入力すると、ミュージックアプリが起動するのだ。

 このURLスキームはアプリ名であることが多いのだが、違う場合もある。「iPhone構成ユーティリティ」を利用して、URLスキームを取得する方法は非常に面倒。「アプリ名 URLスキーム」というキーワードでGoogle検索する方が手っ取り早いのでお勧めだ。

 Facebookの場合は、「facebook://」ではなく「fb://」となる。ここでは通知時間を指定して、通知センターに登録してみよう。

URLスキームの例
ミュージック「music://」
写真「photos/redirect://」
地図「maps://」
ATOK Pad「atokpad:」
BB2C「beebee2seeopen://」
Byline「byline://」
Camera+「camplus://」
Chrome「googlechrome://」
Dropbox「dbapi-1://」
Evernote「evernote://」
Facebook「fb://」
Gmail「googlegmail://」
GoodReader for iPhone「gropen://」
Google Earth「geo://」
Google Maps「comgooglemaps://」
radiko.jp「radiko://」
Shazam「shazam://」
Skype「Skype://」
TweetDeck for iPhone「tweetdeck://」
Twitter「twitter://」
Ustream「ustream://」
1Password「onepassword://」
駅すぱあと「ekispert://」
クックパッド「cookpad://」
食べログ「tabelog://」

「App」を開き、Facebookを登録してみる。登録名に「Facebook」、「Scheme」(スキーム)に「fb://」と入力。完了したら「Add」をタップする

通知時間を設定できる

通知時間が来ると、メッセージが出る

通知センターに登録された

ワンタップでFacebookが開く

次ページでは、「住所やメアドを手軽にコピー&ペースト入力する

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