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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第173回

絶対導入するべき! Chromeアプリと拡張機能を連携させて快適にする技

2014年09月18日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 「Chrome」ブラウザーは世界シェアでは圧倒的なトップだが、日本では長らく第2位に甘んじている。しかし、今年の春くらいからシェアを大きく伸ばし、2014年8月にはIEが39.79%のところ、Chromeは31.49%と肉薄している。近いうちに日本でもシェア1位を獲得しそうな勢いだ。そんなChromeの人気の理由が、豊富なアプリと拡張機能だ。今回は、Chromeアプリと拡張機能を連携させ、ブラウザーで快適に作業する技を紹介しよう。

Chromeのアプリと拡張機能を利用すれば、ウェブサービスがますます便利に

便利なChromeアプリと拡張機能を活用する

 Chromeにはブラウザーの機能を補強する「拡張機能」とウェブアプリが提供されている。どちらも「Chromeウェブストア」から無料でダウンロードでき、ワンクリックでインストールできる。インストールした拡張機能やアプリは、GoogleアカウントでChromeにログインすることで同期することが可能。複数のPCで同じ環境を利用できるのは便利だ。今回は、Evernote、Gmail、Twitter、Pocketのアプリと拡張機能を紹介する。

 なお、本連載では、毎年Chromeの拡張機能を紹介している。便利な拡張機能をまとめてチェックしたい人は「Google Chromeの超便利拡張機能で快適ブラウジング」や「Google Chromeに拡張機能を入れて快適にブラウジングするワザ」を参照してほしい。

拡張機能をインストーするには、Chromeウェブストアから該当ページを開き、「無料」をクリックする

拡張機能のアクセス権限が表示されるので、問題ないなら「追加」をクリックする

アプリをインストールするのも、基本的に拡張機能と同じ手順でいい

アプリページを開くと、インストールしたアプリを起動できる

タスクバーに登録されたアプリランチャーをクリックすると、アプリの一覧がポップアップする

情報集約用クラウド「Evernote」を軽快に使い倒す

 2014年5月に「Evernote」のユーザー数が、6000万人を超えた。Evernoteは1ヵ月間にアップロードできるファイル容量が限られているのが特徴。そのため、写真や動画の保存というよりは、情報蓄積型のクラウドサービスとしては活用されることが多い。Evernoteにウェブページを保存し、データベースとして使うのもあり。その場合はChromeの拡張機能「Evernote Web Clipper」を利用しよう。ウェブページの記事部分を抽出して取り込んでくれる。その際に、タグを付けたり、注釈を付けたりするのも簡単だ。

「Evernote Web Clipper」のアイコンをクリックし、タグや保存先を選択し、「保存」をクリックする

保存完了。FacebookやTwitterで共有することもできる

Evernoteに登録されている。メニューや広告は表示されず、記事部分だけが保存されているので読みやすい

 Evernoteを運用するうえで気になるのが、ウィンドウズ向けクライアントアプリの重さ。そこそこ高性能なPCを使っても、もっさりしているのだ。そこでお勧めなのが、Chromeのウェブアプリ。少々動きが異なるものの、超軽快に動作するので、もはやアプリを起動する気がなくなるほどだ。

Evernoteのウェブアプリ。クライアントアプリと似たUIなので、迷わず利用できる。動作は軽快で、使いやすい

次ページでは、「Gmailの新着を見逃さずオフラインでも利用する

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