ライフログを共有する妙な感覚
UPシリーズで取得したデータやアプリで入力したライフログは、インターネットを通じてクラウド上に保存され、同じUPシリーズを使っている「チームメイト」と共有されます。これが何とも妙な感じなんですね。
TwitterやFacebookなら「いま何してるの?」のような感じで入力を促されるわけですが、自分では何もしなくても、何をしているかが他人から想像が付いてしまう。
私はすでに何人かの知り合いとチームメイトになっており、誰がいつ寝て、いつ起きたのか、そしていつ何を食べ、何を飲んだのかが自分のタイムライン上に表示されるのですが、これが何と言うか、今のところとても気持ちが悪い。そのうち慣れるのかもしれませんが、何かシェアハウスで一緒に生活しているような、妙な感じになってくるわけです。
このチームの中には、私の担当編集者もおりまして、私がいつ起きたとか、何時にどこかに出かけたようだといったことが丸わかりで、もはや一切の言い訳が通じないという、恐ろしい状況になっております。嫌ならタイムラインに公開しない設定も可能ですが、そうすることでかえって怪しまれるわけで、実に困ったことですが、これが未来というものでしょう。