フラッグシップモデルがブラッシュアップ!
キヤノン「PowerShot G1 X MarkII」
ここからは、キヤノンが同時発表したコンパクトデジタルカメラのフラッグシップモデル「PowerShot G1 X MarkII」と、新機軸の「PowerShot N100」について詳しく紹介していく。
まずはPowerShot G1 X MarkII。高級コンデジとして人気のある「G1 X」のリニューアルモデルで、レンズ構成を一新し、画像処理エンジンが最新の「DIGIC6」へ進化した。
レンズは光学4倍→5倍となり、35mm版換算で約24mmから120mm相当の撮影が可能。G1Xでは最短撮影距離が20cmまでと不評だったが、G1 X markIIでは5cmまで寄れるようになった。
またレンズの開放F値は広角側のF2.0は変わらないが、望遠側ではF3.9とかなり明るくなっている。絞り羽根も9枚に増えてキレイなボケ味を表現できるようになった。
レンズには2つのリングがあり、先端側が「スムーズリング」、ボディー側が「クリックリング」となっている。スムーズリングはフォーカスリングと同等の動作が可能だが、どちらも設定次第ではシャッタースピードや絞り、露出補正などのコマンドダイヤルと同じような機能を割り当てられる。
G1XにあったOVFは廃止され、アクセサリーシューに別売の外付けEVFが装着できるようになっている。AFフレーム数は9点から31点に増え、フォーカス位置を的確に合わせることが可能になるなど、かなりブラッシュアップされている。
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