細部までカスタマイズが可能なLG G2
もともとLGのスマホは先進的な機能をいち早く取り入れてきており、目新しさは少ない感があるが、機能自体は充実している。
まずは通知パネルだが、マルチウィンドウでアプリを使うことができる「Qスライド」を用意。画面の明るさや音量調整も通知パネルから行うことが可能だ。
「スライドウィンドウ」という機能も搭載され、3本指で画面を左にフリックすると、起動中のアプリがスライド上に表示され、切り替えが可能だ。他機種では履歴ボタンをタップして切り替えるが、視覚的に「スライドウィンドウ」のほうがわかりやすい。
省エネ設定としては「バッテリーセーブ」機能がある。バッテリー残量によって省エネ設定が起動するが、設定項目は簡単なもので、あまり細かく調整はできない。しかし、スタミナテストの結果を見ればこの程度の設定でも十分だろう。
本体を裏返す、持ち上げるといった操作で、アラームや着信音が止まる、小さくなるという設定も用意し、「ノックオン」として、画面中央を2回タップするだけで画面が点灯する機能もある。インカメラで視線を検知し、画面点灯や動画の一時停止を自動的に行う「スマートスクリーン」「スマートビデオ」もあり、小技は今回も豊富だ。
面白いのは「フロントタッチボタン」という項目があり、ホームボタン周りのボタンの種類を変えられる。戻るキーの位置は右側じゃないと嫌というような人に便利だ。
音楽機能の充実度はさすが
Xperia Z1
ホーム画面周りを見ていくと、通知パネルは従来機種と同じく2列で10個配置。Xperiaホーム以外にも「シンプルホーム」があり、スマホが初めてという初心者向けのUIに変更も可能だ。またドコモの「docomo LIVE UX」も用意されている。
Xperiaシリーズらしい音楽プレ―ヤー「WALKMAN」、定額制聴き放題サービス「Music Unlimited」アプリをインストールしており、イコライザーや「クリアステレオ」「Clear Phase」「xLoud」など音関係の機能が充実している。
省電力モードでは、バッテリー残量と時間帯指定で自動的に起動し、設定できる項目も多いので、一度自分に最適な設定をしておけば、電池持ちの改善も図れそうだ。
Xperiaでは以前から用意されていた「スモールアプリ」だが、今回も用意しており、さらに「ウィジェット」もスモールアプリ化して使うことが可能だ。スモールアプリには「Active Clip」というアプリがあり、これはスクリーンショットを撮影したあとに、好きな部分を切り取ってメモができる機能だ。
この連載の記事
-
第212回
スマホ
3キャリアの主力ハイエンド機「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」のスタミナ比較 -
第211回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」でカメラ勝負! -
第210回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」の速度対決 -
第209回
スマホ
3キャリアの主力販売モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」を比較 -
第208回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのスタミナは? -
第207回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのカメラをチェック -
第206回
スマホ
キャリアのミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」の速度比較 -
第205回
スマホ
主要3キャリアの最新ミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」を比較 -
第204回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイスペック機のスタミナテスト -
第203回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイエンドスマホのカメラをチェック -
第202回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、キャリアのハイスペック機の速度を比較 - この連載の一覧へ