個性的な機能を見せてくれるのはどの端末?
最後に独自機能をチェックしていく。便利な小技的な機能があると手放せなくなる、なんてこともある。
ARROWS Xはその点では有利。小技的な機能が盛りだくさんだ。通話機能では「スーパーはっきりボイス4」で、騒がしい場所でも音声を聞き取りやすくする。さらに「気配り着信」で静かな場所/騒がしい場所の着信音量を自動変更。
ARROWS Aでも紹介した「睡眠ログ」をはじめ健康支援系の機能や、「スライドイン」でアプリのショートカットを呼び出す、画面をキャプチャーしてそのままメモをとることも可能。
音楽機能には「Dolby Mobile」、複数の辞書を一括検索ができる「富士通モバイル総合辞書+」、もちろん背面の指紋センサーを使ったロックの解除も可能だ。
AQUOS PHONE Xxも多機能な点では負けない。画面消灯時に、電源ボタンを押さなくても、画面をなぞるだけで点灯する「Sweep ON」は、消費電力が大きくなるもののかなり便利。AQUOS PHONE Xxは電源ボタンが上部にあり若干押しにくいので、こちらのほうが使いやすい。
下部にあるクイック起動キーでは、ワンセグやYouTubeをミニ画面で表示しながら見ることが可能。
画面に情報を表示する機能としては「パーソナルコレクトボード」という、ワンセグやカレンダーとウィジェットを同時表示するアプリもある。本体を2回振ると「どこでもツールボックスEX」が表示。「どこでもコピー」などAQUOS PHONEではおなじみの機能が使える。
STREAM Xは上の2機種と比べると物足りない。音楽機能に「Dolbyデジタルプラス」、テザリングに「Pocket WiFi」のウィジェット、DLNAやPolaris Officeなどプリインストールアプリも豊富にあるのだが、他機種にない個性的な機能、気の利いた小技は見つからない。困るわけではないが、いろんな機能を使いこなしていく新鮮さ、驚きは少ない。
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