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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第33回

史上最強のXperia降臨! 「Xperia Z」を徹底チェック

2013年03月04日 12時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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 「Xperia Z SO-02E」は、NTTドコモが2月9日に発売した超高性能なAndroidスマホだ。ソニーモバイルが国内で販売したスマホは、ソニー・エリクソン時代も含めて、2010年4月の「Xperia SO-01B」から数えて15機種目となる。

 ワンセグやおサイフケータイに加え、赤外線や防水/防塵、さらに高速通信の「Xi」、もちろんテザリングも利用できる。「NOTTV」やワイヤレス充電の「おくだけ充電」は非対応だが、基本スペックや対応サービスを見る限り、最強のXperiaなのは間違いない。「発売1週間で約14万台が売れた」という情報もうなずける。

前面と背面はガラス素材。メーカー名は非公表だが、落下や圧迫などの衝撃に強い耐性強化ガラスである

 Xperiaシリーズで最高となるものを挙げると以下のような内容がある。

画面サイズと解像度 5型液晶(1080×1920ドット)
クアッドコアCPU Snapdragon APQ8064(1.5GHz)
OS Android 4.1
バッテリー容量 2330mAh
薄さ 7.9mm
アウトカメラとインカメラの画素数 1310万画素/220万画素
RAM容量 2GB

 基本スペックの中で見劣りする点を挙げるとすれば、ストレージ容量が16GBである点。ドコモの2013年春モデルのほとんどは32GBだが、基本的に外部メモリーで補えるので致命的とは言えないだろう。

シンプルで飽きのこないデザイン

 Xperia Zに触れて、真っ先に感じたのは「Androidスマホにありがちなチープ感が微塵もない」ことだ。前面と背面のガラス素材にあふれる高級感。握りしめても「ミシリ」とも言わない剛性感。デザイン上のアクセントにもなっている電源キーはカッコよく、押しやすい。個人的にはiPhone 5よりも飽きのこないデザインだと感じた。

ボディ周囲のパネルはポリカーボネート素材。電源キーと音量キーはアルミ素材で、こちらも高級感満点。microSIMカードは電源キー上部の挿入口から出し入れする。下部の切り込みはモノラルスピーカー

外部メモリーカードは側面の挿入口から出し入れする。外部接続端子と充電ドック用端子も側面に搭載

上部にあるのはヘッドセット接続端子のみ

ストラップホールはボディ右側面下部の角を挟むような形で搭載

大きいけれど持ちやすいボディー

 従来のXperiaは、背面が弧を描くようにカーブしたアーク形状が特徴だった。しかしXperia Zは一転し、どこから見ても凹凸のない直線的な形状が印象的だ。

 正面のサイズは71×139mmとXperiaシリーズ最大である。となると、気になるのは持ちやすさだが、手のひらにしっかりと乗るため、意外にも安定感がある。しかも厚みは7.9mmと薄いため、比較的手の小さな筆者(中指の先から手首まで18cm)でも本体をしっかり握って、操作できた。側面の電源キーが押しやすく、左右どちらの手でも画面点灯からロックを解除までの一連の操作をスムーズにできるのもうれしい点だ。

NTTドコモ「Xperia Z SO-02E」の主なスペック
メーカー ソニーモバイル
ディスプレー 5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット
サイズ 約71×139×7.9mm
重量 約146g
CPU Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz
(クアッドコア)
メモリー容量 ROM:16GB/RAM:2GB
外部メモリー microSDXC(最大64GB)
OS Android 4.1
Xi対応 ○(下り100Mbps)
無線LAN 2.4/5GHz対応
テザリング ○(最大10台)
カメラ画素数 リア:約1310万画素(裏面照射型)/イン:約220万画素CMOS(裏面照射型)
バッテリー容量 2330mAh(交換不可)
FeliCa ○(+NFC)
ワンセグ
NOTTV ×
赤外線
防水/防塵 ○/○
Qi ×
miniUIM
連続待受時間(3G/LTE) 約480時間/約420時間
連続通話時間(3G) 約640分
カラバリ Black/White/Purple

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