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ホットなゲーミングデバイスを徹底レビュー第2回

入力デバイスを強化してゲームに差をつけよう【キーボード編】

2012年11月11日 12時00分更新

文● 加藤 勝明

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 キーボードはマウス以上に“コダワリ”を持つユーザーが多い入力デバイス。単なる文章入力用であってもテンキーのあるなし、カーソルキーや特殊キーの配置、そしてキーの構造や製造メーカーに至るまで、10人いれば10通りの“至高のキーボード”の条件が上がることも珍しくない。

 だが今回は、あえてゲームを楽しくする・ゲームを盛り上げることを重点に置いたキーボードを紹介していきたい。ゲーマーにとってのマウスと同様に、素早く確実に自分の入力をPCに伝えるためには、980円のペコペコなキーボードを使っていてはダメなのだ。

設計だけで勝負するのが正道
SteelSeries「6Gv2」

実売価格:1万2600円前後
製品情報

 まず最初に紹介するのは、SteelSeries製のシンプルな設計のゲーミングキーボード「6Gv2」および「6Gv2 Red Switch」だ。後述する他社製のキーボードと違い、本製品だけはキーマクロに対応しない。単純にメカとしての設計の良さだけで勝負する製品だ。

「6Gv2」(左)および「6Gv2 Red Switch」(右)。一見まったく同じ製品のように見えるが、Red Editionの方はNum LockなどのインジケーターLEDが赤色(ノーマル版は白色)だ。

 キーはメカニカルでは人気の高いCherry製を採用。Cherryのキーといえば軸の色で特性を変えているため、軸色を見で買う・買わないを決めるユーザもいるほどだ。
 両者を並べて触ってみると、驚くほど感触が異なる。黒軸は反発力が強く、ガシュッガシュッと押し込みながら反応させていくじが強いのに対し、赤軸は反発力も控えめで一番重くなったすぐ後に反応ポイントがあるため軽快な感触。

これがCherryの黒軸(左)と赤軸(右)。Red Switchの方はキーの台座そのものが赤く塗装されているので結構カッコ良い……だが髪の毛などが入り込むとえらく見苦しくなるため、適度に掃除しよう。市販のキートップ抜きがあるとはかどる

 どちらも反応速度に差はないようだが、黒軸だとキーが重く指がちょっと疲れる。より軽いフィーリングが好き、あるいはゲームのAPM(Action Per Minute)を向上させたいなら、より少ない力で打鍵できる赤軸の方がオススメだ。Red Switchでは、キーの台座が赤く塗られているため、やたら精悍に見えるのもカッコ良い。
 ちなみにRed Switchのキートップやボディ外装は鉄が含まれたプラスチックで、乱暴に扱っても壊れないというが、ノーマルの6Gv2も十分頑丈。むしろどちらも鈍器といってよい。力任せに打鍵してもたわまず、実に快適なタイピングが堪能できるはずだ。

洋ゲーマー最大の敵といえば誤爆しやすい左のWindowsキー。物理的に抜いてしまう人も多いキーだが、本製品では後述SteelSeries社のロゴキーに変更。F1~F6までと併用することでメディアキーとして動作する

 前述の通り6Gv2はマクロキーには対応せず、配列は一般的なJP109配列に準拠しているため、非ゲーマーが使っても特に違和感はない。だがゲーマーを混乱に叩き込む“左Windowsキー”だけは本製品独特の「SteelSeriesキー」に置換されている。全画面ゲーム中にWinキーを誤爆して画面が変わって痛恨のミス、という経験からはもうサヨナラだ。
 逆にAltキーは左にしか用意されていないという独特の制限もある。これらのキーを使ったショートカットを多用しているユーザーはちょっと注意が必要だ。

そしてこれがメディアキー。スピーカー音量のミュートやメディアプレイヤーの再生制御などが実行できる。Windows 8環境でざっと触ってみたが、とりあえずボリュームの調整機能はしっかり動作した

 メカとしての魅力を研ぎ澄ませた製品だけあって、キーの認識力は優秀そのもの。USB接続なら同時6キー、PS/2接続なら全キー同時押し対応になっている。高速入力時の追従性も申し分ない。ただ元々パームレストが付けられる高級機と同じ設計を流用しているためか、手を載せると若干手首が上に反り返る感じが強く、長くタイプしているとリストレストが一番欲しくなった。長時間ゲームする際はそのあたりにも気を配ると極上のゲーミングキーボードとして活躍してくれるだろう。

6Gv2は「7Gv2」と同じ設計を使っているが、7Gv2にあった着脱式のパームレストがない。キー全体に自然な傾斜が付いているのはよいが、設置面とキー上部への高さがあるので、手首が弱い人はちょっと注意が必要だろう

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