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富士見iPhoneクラブ 第66回

ブタ、行っけえええ!Angry Birdsよりヤバい新作「Bad Piggies」

2012年10月03日 12時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、自分がお気に入りのiPhoneアプリを紹介する水曜日。ゆるふわ&腹黒なメンバーが、毎回役立つ(?)アプリをピックアップしていくぞ。

 気温がぐっと下がり、冬の足音も聞こえてくるような季節になってきたが、皆さんはいかがお過ごしだろうか。この時期、暖かい部屋にこもってゲーム三昧……という気分になる人のために、一足早く冬の世界を舞台にしたゲームアプリ、『Winterbells』を紹介したい。元々はFlashゲームとして製作されたもので、プレイしたことがあるという人もいるのでは。

Winterbells App
価格¥85円 作者Ferry Halim
バージョン1.0.0 ファイル容量10.0 MB
カテゴリーゲーム ユーザーの評価(5.0)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.0以降

 このゲームの基本は、ウサギを左右にスワイプで操って、ベルの上を跳ねてとにかく昇っていくというだけ。もし踏み損ねて落下してしまえば、その時点でゲームオーバーという、見た目の割にかなり硬派な内容になっている。ベルを踏むと、これまで踏んだ数×10点が入る。例えば、20個目なら200点といった具合だ。

かわいい見た目で結構硬派な『Winterbells』

 高得点のカギは、たまに登場する鳥。これを踏むと、現在のスコアが2倍されるので、踏むと踏まないとでは大違い。そのため、ベルを細かく踏んでいくというよりも、ベルの数を気にせずどんどん昇っていきつつ、鳥だけは何があっても踏むことが大事になってくる。時には失敗を覚悟しててでも、鳥を狙って行った方がいいというわけだ。

最初の跳躍でタップするだけで、あとはひたすら左右にスワイプしてベルを踏んでいく。ウサギがベルに当たればOKなので、踏むというよりも「ぶつかる」という意識でプレイしたほうが楽かもしれない

 またウサギは、ベルを踏んだときにベル2個分の高さまで飛ぶ。そして、踏んだベルの一つ下は(踏んでいなければ)残る。例えば、ベルAを踏み、その次のベルBを踏み損ねたとする。その際に、最初に踏んだベルAの、一つ下にあるベルCさえ踏めれば、もう一度ベルBに届く……というわけだ。このように、ただ1つ1つ跳ねていくだけではなく、ひらめきやとっさの判断力も要求される。あくまで操作は横の移動だけなので、下手に画面から指を離し、思わぬ動きにならないように注意したい。

ハイスコアの鍵は鳥。踏むと点数がその場で2倍になるため、踏めば踏むほど倍々ゲームで増えていく。そのため、高得点を狙うなら是が非でも踏んでいきたい

 可愛らしい外見とは裏腹に、救済措置やボーナスなどはない渋い内容。一回でも踏み外せばゲームオーバー、ハイスコアを狙うなら危険をおかしたプレイも必要になるなど、ストイックなやりごたえが魅力につながっている。秋から冬にかけての夜長にじっくりとやりこむもよし、ちょっとした待ち時間にやるもよし。iPhoneでより手軽に楽しめるようになっているので、ぜひゲームアプリのフォルダに加えてほしい。

踏んだベルの一つ下は残り、ウサギはベル2つ分飛ぶ……というのがこのゲームの基本。この画面の場合、“180”と出ているベルを踏んでいるので、その下のベルは残る


このアプリをオススメする覆面:じまPさん

 FlashゲームのiPhone版なので、結構やりこんでいた……という人もいるかもしれません。そういう人には、より手軽にできるようになったということで、これを機会にまた挑戦するのもいいのではないでしょうか。初めて知ったという人は、シンプルな内容でありながら、飽きの来ないストイックさがあるこのゲームをぜひ味わってほしいと思います。

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