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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第272回

iPhone 5で這いつくばって「猫パノラマ」

2012年09月28日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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「猫パノラマ」に挑戦!

 で、今回の新ネタは「猫パノラマ」。

 いや、iOS 6からパノラマ撮影機能がついたのでそれで猫を撮ってやろうというだけの話なのだけど、このパノラマ機能がなかなか優秀なのである。

しゃがんで低い位置でパノラマ撮影してみた。猫が2匹写っております。しゃがむと上手に回転させるのが難しいけど、そこは根性で(2012年9月 Apple iPhone 5)

しゃがんで低い位置でパノラマ撮影してみた。猫が2匹写っております。しゃがむと上手に回転させるのが難しいけど、そこは根性で(2012年9月 アップル iPhone 5)

 まずは猫がいる河原。2匹おります。これは普通のパノラマですな。しゃがんで、低い位置でiPhoneをぐるっと回しております。

 次はちょっと高度な技。斜めパノラマ。要するに回転するときの軸がカメラに対してしっかりしていればいいわけで、コツは常にiPhoneと自分の身体を平行に保つこと。そうすると変な方向にいかない。

 そしてパノラマ撮影は腕や肩ではなく「腰で回す」こと。肩や腕をがしっと固定して腰で回転することできれいに回ったパノラマを撮れるのだ。こんな風に。

斜めだと上手に回転させるのが難しいけど、なんとかそれっぽくなりました。パノラマは腰で回せ(2012年9月 アップル iPhone 5)

斜めだと上手に回転させるのが難しいけど、なんとかそれっぽくなりました。パノラマは腰で回せ(2012年9月 アップル iPhone 5)

 実はこれ、難易度が高い技なので、きれいに回転できなくてつなぎ目がズレやすいんだけれども、iOS6のパノラマ機能ってかなりかしこくて、きれいにつないでくれるのだ。びっくりである。

 だから、普通の猫写真もパノラマで撮るとちょっと面白くなる。

普通に撮ったら普通の猫写真なんだが、パノラマにして両側を広く入れることでちょっと感じが変わるのです。猫入りパノラマってなかなか楽しい(2012年9月 アップル iPhone 5)

普通に撮ったら普通の猫写真なんだが、パノラマにして両側を広く入れることでちょっと感じが変わるのです。猫入りパノラマってなかなか楽しい(2012年9月 アップル iPhone 5)

 みなさまもぜひ猫パノラマを。わたしも猫が5~6匹はいるような多数猫パノラマが撮れる場所を探して挑戦いたします。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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