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プリンストンのデジギア道 第5回

手描きの良さを再確認できるiPad用筆圧感知スタイラス

約1万円で液晶ペンタブっぽい環境が手に入る「Jot Touch」

2012年08月27日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎 写真●ASCII.jp編集部

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独特なペン先で描きやすい!

Jot Touch」本体をひと目見て、まず目に付くのがその特徴的なペン先。ペンの先端部は小さなディスクが付いていて、描画時にiPadのディスプレーにキズを付きにくくしている。しかも、それでいてディスクは透明で、ペン先がイラストのどの部分と接触しているかも分かりやすくなっている。

透明ディスクが付いたペン先。ペン先は最大で45度まで傾けることができる

 グリップ部分にボタンが設けられているところも、スタイラスとしては独特。これらのボタンはペンタブで言うところのショートカットボタンで、ブラシサイズの変更や消しゴムツール、アンドゥなどが割り当てられる。

グリップ部分に備えるショートカットボタン。両ボタンに挟まれた真ん中の部分が電源ボタン。小さな丸窓はインジケーターランプとなっている

 また、ペンの握るところはゴム加工が施されており、手にした際のホールド感は上々だ。ペン先をiPadのディスプレーに当て、チカラをくわえると、ペン先が微妙に引っ込み、これにより筆圧を感知している。

 一方、充電はUSB型の充電ドックで行なう。フル充電で最長12時間の使用が可能で、作業中のスタミナ切れの心配はほとんどなないだろう。不意のバッテリー切れでも、iPad充電ケーブルとメス/メスのアダプタがあれば、iPadから給電が可能となっている。

充電時の様子。充電ドック側が強力な磁石となっており、スタイラスとしっかり接合する

 なお、残念ながら、ペン本体にクリップなどは付いていない。ストラップ穴などが用意されていれば、さらに使いやすくなるだろう。

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