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この冬はPCで「バトルフィールド 3」を堪能しよう! 第4回

PCゲームを今すぐ遊びたいならショップ製PCをチェック

2011年12月31日 11時00分更新

文● 花茂未来(インサイトイメージ)

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最新CPUをリーズナブルに導入!
マウスコンピューター「NEXTGEAR i820BA1」

最新スポーツカーのようなルックスと、ブルーのライトが映えるオリジナルケースを使用。フロントパネルにはドアを開閉してアクセスする仕組みで静音性を確保。息づかいすら聞こえそうなスニーキングミッションにもどっぷり入り込める

 マウスコンピューターのゲーミングパソコンブランド「G-Tune」もX79チップセット搭載モデルを展開中。同モデルはブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4モデルに大別されており、上位モデルほどビデオカードがGTX560、GTX570、GTX580と高性能なものが搭載されている。今回は高負荷ゲームを快適に楽しめるスペックと品質を持ちつつ、価格にも配慮されたブロンズモデルの「NEXTGEAR i820BA1」を選出した。

主なスペック
CPU Intel Core i7-3930K(3.2GHz)
メモリー PC3-12800 DDR3 16GB (4GBx4)
チップセット Intel X79 Express
ビデオカード NVIDIA GeForce GTX 560
HDD/SSD HDD 2TB
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
OS Windows 7 Professional 64bit
液晶ディスプレー オプション
価格(税込み) 13万9860円

 低コストとはいえ、事実上最上位クラスのCPUであるCore i7の3000番台を搭載しているだけに、動画や画像編集はもちろん、ビジネスではCADといった高負荷ソフトもさくさく動かせる実力を持っている。メモリーは4GB×4枚構成で、PC3-12800の高速な製品を採用している。Core i7-3930Kにより、メモリー帯域は同2600Kの21.3GB/sより倍以上の51.2GB/sに広がっており、メモリアクセスの高速化を実現している。

 そして電源は、80PLUS GOLD認証を受けた700W製品を装備。負荷50%時で90%以上の変換効率を誇り、パワフルなマシンを効率よく稼働できる。また、ゲーマーとしてこだわりたいのがキーボードだが、本製品にはG-Tuneオリジナルの「Accurate Keyboard」が付属。最大11キーの同時入力に対応するため、低姿勢で進みながらリーンアウト、匍匐、ダッシュ、リロードといったシビアな操作も問題なくこなせる。

 OSにはWindows 7 Professional 64bitを搭載。リモートデスクトップのホスト(サーバー)になれるため、ゲーム内にキャラをログインさせておいたまま、別パソコンから様子を見たり、コミュニケーションしたりといったことも楽しめるぞ。

【メーカー製品情報サイト】


最強マシンで目指せ! エリートプレイヤー
FRONTIER「GZ-E バトルフィールド3 液晶セットオススメモデル」

通気性に優れたメッシュパネルを採用し、珠玉の高性能パーツをスムーズにクーリング。80PLUS SILVER認証を受けた1000Wの電源ユニットを搭載し、パワフルさと安定性を兼ね備えたハイエンドパソコン

 FRONTIERからは、「GZ-E バトルフィールド3 液晶セットオススメモデル」をチョイス。最強、最速、快適を実現する驚異のハイスペック構成となっている。さらに、27インチのフルHD液晶ディスプレーに加え、指周りのインターフェースも充実。ゲーマー御用達として名高いMicrosoft製サイドワインダーシリーズから、SideWinder X4 KeyboardとSideWinder X3 Mouseが付属し、高精度なオペレーション環境を提供する。

主なスペック
CPU Intel Core i7-3930X(3.3GHz)
メモリー PC3-12800 DDR3 16GB (4GBx4)
チップセット Intel X79 Express
ビデオカード NVIDIA GeForce GTX 580
HDD/SSD SSD 120GB+HDD 2TB
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
OS Windows 7 Ultimate 64bit
液晶ディスプレー 27インチワイド(1920×1080ドット)
価格(税込み) 27万5500円

 CPUは、現在のコンシューマー向けでは最強となる「Core i7-3930X」(3.3GHz)を搭載。6コア/12スレッド処理に対応し、ターボブースト時は3.9GHz、キャッシュは同3930Kより3MB多い15MBであり、近年マルチスレッド化が進むPCゲームで威力を発揮する。メモリーはPC3-12800準拠の4GBを4枚差しで、ビデオカードはGeForce GTX 580を装備している。

 ストレージは標準で120GBのインテル製SSD(510シリーズ 120GB S-ATA3 MLC)と2TB HDDのハイブリッド構成となっており、SSDにアプリケーションソフトやゲームをインストールすることで、それらの起動時間を短縮できる。とくにストレージ速度は、ゲームにおいてもマップや各種テクスチャー、敵キャラ読み込み時間に影響し、プレイにもダイレクトに響いてくるため、SSDは強力なメリットとして効いてくる。

 そしてOSにも最上位となるWindows 7 Ultimate 64bitを搭載。192GBまでのメモリ容量をサポートするほか、BitLockerによるストレージの暗号化に対応している。

【メーカー製品情報サイト】


ゲーム用パソコンはCPUとOS選びが肝心!

 以上、編集部のオススメ製品を駆け足で紹介してきて、共通するのはCPUとOSの選び方が大切だということ。CPUはCore i7-2600であれば当分は性能に困らないが、将来の重量級ゲームがリリースされた場合に備えるなら、6コア/12スレッド対応のCore i7-3930シリーズも考慮したいところだ。

CPUはCore i7-2600であれば当分は性能に困らない。将来性を考慮するならCore i7-3930シリーズを選べば言うことなし!

 OSはWindows 7 Professional 64bit以上で決まりだろう。8GB×2枚(16GB)のメモリーが2011年9月から12月にかけて1/4も値を下げたのが決定打で、Windows 7 Home Premium 64bitの上限である16GBを容易に超えられる状況が整ってしまった。それだけのメモリー空間でも、ゲームに関して言えばマップやテクスチャーのキャッシュ、データの先読みで有効に使われるほか、メモリ内に仮想ドライブを作成して関連ファイルを移し、高速な読み込み環境を構築することもできる。

OSはWindows 7 Professional 64bitで決まり。ネットワーク関連やセキュリティーが強化され、搭載メモリーも192GBまでサポートされている

 ゲームをプレイするならビデオカードが重要なんじゃないの? と思うかもしれないが、そもそもゲーム用パソコンとして発売されているモデルならば、ビデオカードは高性能なものが最初から搭載されているので、あれこれ悩む必要はない。それよりもCPUやOSで他人と差をつけたい。

 CPUはCore i7-2600以上! OSはWindows 7 Professional 64bit!

 が快適性と将来性、そしてコストパフォーマンスまで実現できる今後のトレンドキーワード。ぜひ心にとめてパソコン選びを楽しんでもらいたい。

 ところで電撃オンライン編集部の太田氏は、自分のパソコンを選べたのかな? 失敗しても大丈夫。我らはASCII.jp編集部。パーツ交換の方法を伝授して、余ったパーツでもう1台組んじゃう方法もあるよ! さぁ、こっちこっち。まずは購入ボタンをポチるところから始めようじゃないかっ!

「とりあえずゲームソフトとマウスを先に買っちゃいました! PC本体は年末じっくり選びます」と電撃オンライン編集部の太田氏

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