買ったら速攻、快適に「バトルフィールド 3」を楽しめる
編集部おすすめパソコンを一挙紹介!
「バトルフィールド 3」はパソコンでやるのが最高なんだ! マウスでプレイするFPSがたまらないんだ! ちなみにプレイに必要なスペックはこれだ! とASCII.jp編集部に知識と情熱、妄想を矢継ぎ早にたたき込まれた電撃オンライン編集部の太田氏。どさくさに紛れて、「PC自作しちゃいなよYOU」なんてASCII.jp編集部の華麗な誘導も一定の効果をみせ、いよいよその気になってきたようだ。
「でも……」と太田氏は続ける。「自作って、なんか怖くないですか?」。ははーん、言っちゃったね。その言葉をココで言っちゃったね。もうこっちのものだね。確かにパソコンを自分で作るという行為に、漠然とした不安を感じる初心者はいる。しかし各パーツの保証期間はきちんと用意されているし、不具合箇所を特定できなくてもパソコンを丸ごとショップに持ち込めば診断してくれる。PCの組み立ても今ではドライバーすらほとんど使わないので、実はプラモデルを作るより簡単である。
こうしてパソコン自作に悩む子羊たちの不安を一問一答で解消し、みごとショップ店頭まで導くことはプロフェッショナルたる我々にはたやすいことである。ただ我々も早く家に帰ってゲームしたいので、必殺技を繰り出すことにした。
編集部「組み上がったパソコンなら、ショップで手に入るよ。保証もしっかりついてるよ。電話サポートまであるよ」
しかもOSとかCPUをパーツ単位で変更できて、量販店じゃ手に入らないような高スペックパソコンに仕上げること、その逆にすることも可能なこと。パーツを各個購入したときの総額と大差ないことを説明。最新機種のリストも渡しておいたので、電撃オンライン編集部の太田氏は年末ボーナスで緩くなった財布片手に製品紹介欄とにらめっこしている。では、どんな製品をリストアップしたのか、ここで紹介しよう。
なお、紹介するパソコンはASCII.jp編集部が「バトルフィールド 3」に最適なマシンとしてピックアップしたモデルなので、各メーカーが「バトルフィールド 3」推奨モデルとして発売しているわけではない。「バトルフィールド 3」のソフトが付属していたり、同ゲームの動作をメーカーが保証するわけではない点は、ご了承願いたい。
数量限定でバトルフィールド3 ダウンロードクーポン付き!
TSUKUMO「BATTLEFIELD3 推奨スペック ハイエンドモデル」
まず紹介するのは、秋葉原の老舗パソコンショップTSUKUMOが展開するゲーミングパソコンブランド「G-GEAR」の「BATTLEFIELD3 推奨スペック ハイエンドモデル」だ。「バトルフィールド 3」の推奨スペックを満たしつつ、リーズナブルな構成でまとめている。
主なスペック | |
---|---|
CPU | Intel Core i7-2600(3.4GHz) |
メモリー | PC3-10600 DDR3 8GB (4GBx2) |
チップセット | Intel Z68 Express |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX 580 |
HDD/SSD | HDD 2TB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
OS | Windows 7 Professional 64bit |
液晶ディスプレー | オプション |
価格(税込み) | 13万4980円 |
CPUは「Core i7-2600」(3.4GHz)を採用。クアッドコアで3GHzという、「バトルフィールド 3」のヘビーな推奨スペックをクリアしている。4コア/8スレッド処理が可能だがクロック周波数が高く、ターボブースト(自動オーバークロック機能のこと)時は4.2GHzにも到達するが、「Core i7-2600K」からオーバークロック機能を削除して低価格化されているため、マルチスレッド非対応なゲーム資産があるならコストパフォーマンスは最強。
ビデオカードはGeForce GTX 580を搭載。メモリは4GB×2枚構成となっている。メモリスロットは2つ空きがあるので、低価格化が進む4GBモジュールを2枚を追加し、総容量を16GBにすることも可能だ。
ちなみに本製品は数量限定で「バトルフィールド3」のダウンロードクーポンチケットが付属している。早めに注文して、ソフトを購入するはずだった金額をパーツのカスタマイズ予算に回し、128GBのSSD(Curucial m4シリーズ)を7350円でシステムドライブにするのがオススメだ!
「Core i7-3930K」で最速を目指せ!
ドスパラ「Prime Galleria XTe-SLI」
ドスパラのゲーミングパソコンブランド「Prime」シリーズからは「Prime Galleria XTe-SLI」が登場。構成パーツはハイエンドを突き詰めており、快適なプレイ環境を提供する。三菱製27インチ液晶ディスプレーも付属し、臨場感もバツグンだ。
主なスペック | |
---|---|
CPU | Intel Core i7-3930K(3.2GHz) |
メモリー | PC3-10600 DDR3 16GB (4GBx4) |
チップセット | Intel X79 Express |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX 560 Ti |
HDD/SSD | HDD 2TB |
光学ドライブ | ブルーレイドライブ |
OS | Windows 7 Professional 64bit |
液晶ディスプレー | MITSUBISHI Diamondcrysta WIDE RDT272WLM(BK) |
価格(税込み) | 24万9680円 |
CPUは2011年11月に発売されたばかりの「Core i7-3930K」(3.2GHz)を搭載。6コア/12スレッド処理が可能で、ターボブースト時は3.8GHzで動作する。そのコア数を生かして、「バトルフィールド 3」のようなマルチスレッド対応のゲームはもちろん、レンダリングや動画変換にも威力を発揮する。
またゲーム用途として注目すべきは、PCI ExpressやメモリコントローラーがCPUに内蔵されたこと。PCI Expressは32レーンから40レーンに増えており、LGA 2011ソケット対応のX79チップセット搭載マザーと組み合わせれば、ビデオカード2枚差しのSLI構成でもx8に低下せずにx16の帯域をフルに使える。もちろんビデオカードはSLI接続されており、GeForce GTX560 Tiの2枚構成でGeForce GTX 580を凌駕する。
Blu-ray Discドライブも搭載しているので、「疲れでエイミング精度が落ちてきたな」と思ったら、映画鑑賞しつつ休憩もできる。優秀な戦果をあげるには休養も必要なのである。
この連載の記事
-
第3回
PCパーツ
「バトルフィールド 3」で勝つためのゲーミング液晶「XL2420T」 -
第2回
PCパーツ
「バトルフィールド 3」用PCに必要なパーツと知識とは? -
第1回
PCパーツ
「バトルフィールド 3」をPCでプレイするとこんなに楽しい! -
第-1回
PCパーツ
この冬はPCで「バトルフィールド 3」を堪能しよう! - この連載の一覧へ