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安くて速いぞ 冬ボーナスで買うAMDオンリー自作特集 第2回

5万円でも驚きの快適さ!? AMD A6で作る低価格自作PC

2011年12月06日 12時00分更新

文● 池座 優里

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LOST PLANET 2ベンチマーク

 次に、DirectX 11世代の代表的なゲームとして、「LOST PLANET 2ベンチマーク」も計測してみた。こちらも、計測した解像度は800×600ドット、1280×720ドット、1920×1200ドットの3パターン。それ以外の設定は初期設定のままとした。

LOST PLANET 2 ベンチマークの計測結果(単位はfps)

 LOST PLANET 2ベンチマークでは、残念ながら800×600ドットでも、10fpsを超えることがなかった。DiRT3なら、解像度によってはゲームが遊べるスコアを実現していたが、LOST PLANET 2はさすがに荷が重いようだ。このクラスのゲームをやるならば、もう1~2万円追加してグラフィックスカードの購入を検討したほうがいいだろう。

BIOHAZARD 5ベンチマーク

 最後に、DirectX 10世代のゲームタイトル「BIOHAZARD 5 ベンチマーク」でも計測してみた。こちらも解像度以外はすべて標準設定のままとしている。

BIOHAZARD 5 ベンチマークの計測結果(単位はfps)

 こちらは、1920×1200ドットこそ「20.2fps」と30fpsを割っているものの、1280×720ドットで「37.9fps」、800×600ドットでは「53.7fps」と、60fpsまであと一歩といったところ。このクラスのゲームならば、特にグラフィックスカードを用意しなくても十分楽しめるだろう。

5万円でも妥協しないパフォーマンスが欲しいなら
AMD Aシリーズがおすすめ!

 今回は総額5万円という制限のなか、A6-3650を中心にコストパフォーマンス重視の自作PC構成を紹介してきた。さすがに最新ゲームをバリバリこなせるほどではないが、軽いオンラインゲームや3Dゲームなら、グラフィックスカードなしでも十分楽しめることがおわかりいただけたと思う。

 今後の拡張性も考えて、電源やケースについては余裕を持ったパーツを選択しているので、とりあえずこの構成で組み立ててから、少しずつ強化していくのも自作の楽しみ方としてアリだろう。

 また今回は対象外としたが、これからの年末商戦に向けて、ショップによる特価品やセット割引なども増えることから、今回の構成をベースにさらにお買い得なPCを組み立ててみてはいかがだろうか。


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