夏だ! 海だ! 防水スマホだ!
数あるスマホ夏モデルから厳選してじっくり紹介
NTTドコモが発表したスマホは9機種。山田隆持社長の予告通り、防水仕様の「MEDIAS WP」や、おサイフ搭載「Xperia acro」、デュアルコア装備の「GALAXY S II」などが登場した。スペックなどは速報記事をご覧いただくとして、ここでは本体や画面写真を中心に、特に注目を集めている3機種の詳細を見ていこう。
MEDIAS WP N-06C
NECカシオモバイル
あの薄型スマホの「MEDIAS」が防水になって再登場! 気になる防水性能はIPX5/7に対応している。女性からの強い要望で、キッチンやバスルームでも利用できるようにしたという。タッチパネルは静電式なので、画面に水が付着した状態ではうまく反応しなかった。今回の防水対応は、あくまでも水がかかった状態で操作するのではなく、万が一、水がかかっても安心して使えますよ、ということのようだ。
なお、防水にともない、正面下部ボタンが従来の物理キーからタッチセンサーに変更された。ボタンの位置も画面の真下に変わり、片手でも押しやすくなった。防水に対応しながら、従来と同等サイズをキープしたのは驚きだ。
また、背面右下に充電のための接点を新搭載した。そのつどUSB端子のキャップを開けなくても、付属の卓上ホルダーに乗せるだけで充電できる。卓上ホルダーは縦置きのほか、横置きも可能でワンセグ視聴時のスタンドに最適だ。
音量キーの位置は、N-04Cでは左側面にあり、片手で持ったときにやや押しにくかったが、N-06Cでは背面上部のカメラ右隣に変更。左右どちらの手で持っても、通話時などに音量調整がしやすくなった。
スマホ夏モデルの9機種中、「Xperia acro」と「BlackBerry Bold 9780」を除く7機種がテザリングに対応した。同時に複数台のWi-Fi機器が、ネットに接続できる。なお、テザリング専用のパケット割り引きは、今回は残念ながら発表されなかった。なので、メイン端末として使うならspモード契約を結び、その場合のパケット通信料金の上限金額は、PCデータ通信と同額の1万395円となる。もしスマホで音声通話をする気がないのであれば、データ通信専用プラン契約がオススメで、通信料金の上限金額の最安は「定額データプランフラットバリュー」の5460円(割り引き適用後)となる。
amadana Brown(写真右)のみ、正面下部のロゴが「MEDIAS」ではなく「amadana」となっている。また、ロゴマークを刻印した本革ケースが付属し、さらに音楽ストリーミング再生アプリや5種類の独自ウィジェット、amadanaの壁紙が1枚プリインストールされる。起動音や起動画面もアマダナ専用となり、価格は他のカラーより最大で5000円程度高くなる見込みだ。
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