ドコモ夏モデル新商品発表! スマートフォンは計9台 第11回
これはPCなのか? ケータイなのか?
Win7搭載の世界最小PCでもあるケータイ 富士通「F-07C」
2011年05月16日 11時45分更新
ドコモ夏モデルの中では「ドコモ スマートフォン」にも「PROシリーズ」にも分類されていない、特別な存在なのがWindows 7ケータイの「F-07C」だ。
メインプロセッサーにはネットブックでおなじみのIntel「Atom」を搭載(1.2GHz品が搭載されているが、実際の動作クロックは600MHz)。Windows 7が動作する世界最小PCでありながら、一方でケータイモードも持っており、QWERTYキー付きのケータイとして、iモードやおサイフケータイも使えるという新しいライフスタイルを提案する端末である。
本体サイズ/重量は約61×125×19.8mm/約218g、ディスプレーは4型液晶(画面解像度は600×1024ドット)と、QWERTYキー付きのケータイとしても決して大きくはなく、PCとして見ればとにかく小さい。
PCモードでは、Windows 7 Home Premium(32bit版)が動作。ストレージは32GBのSSDで、バッテリ動作時間は約2時間。オプションのクレードルにはUSBポートやHDMI端子も用意されており、キーボードやマウス、ディスプレーを接続することで、PCとしての本格的な操作も可能である。
PCモードとケータイモードの切り替えは側面に用意された専用ボタン“Windows 7切替キー”によって行なう。ボタンを2秒程度長押しすると「Windows 7モード」と「ケータイモード」を即切り替えが可能だ。
ケータイモードでの操作は従来の富士通製ケータイをほぼそのまま受け継いだもので(プラットフォームも富士通製ケータイと同じくSymbianベース)、iモードの各種サービスやiチャンネル、iコンシェルに加え、おサイフケータイまで、iモード端末でおなじみのサービスが利用できる。なお、PCモードでのWindows 7起動時はおサイフケータイのみ利用可能だ。
発売は6~7月を予定している。本体色はNavy Blackの1色のみ。
「Windows 7ケータイ F-07C」の主要スペック | |
---|---|
メーカー | 富士通 |
ディスプレー | 4型液晶 |
画面解像度 | 600×1024ドット |
サイズ | 約61×125×19.8mm |
重量 | 約218g |
CPU(PCモード) | Intel「Atom」(600MHz動作) |
OS(PCモード) | Windows 7 Home Premium |
ストレージ(PCモード) | 32GB SSD |
最大通信速度 | 7.2Mbps(下り)/5.7Mbps(上り) |
カメラ画素数 | リア:510万画素/イン:32万画素 |
FeliCa | ○ |
ワンセグ | × |
赤外線 | ○(ケータイモードのみ) |
防水 | × |
連続待受時間 | 約600時間 |
連続通話時間 | 約370分 |
バッテリ動作時間(PCモード) | 約2時間 |
カラバリ | Navy Black |
発売時期 | 6~7月 |
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