家族で使うことを意識した番組表
番組表は「Gガイド方式」で、左上に放送中の画面、その下に広告スペースを設けたレイアウト。表示チャンネル数も最大19チャンネルと多く、好みに合わせて選択できる。
番組検索は、ジャンル/キーワード/人名について、あらかじめ登録されているものから選択していく仕組みで、自由にキーワードを登録できる「フリーワード検索」もある。
このほか、Gガイド方式の特徴である「注目番組表」(1ヵ月先までの番組の中から、Gガイドがピックアップした番組情報を表示)は、「トピックス」という項目を選ぶと使用できる。
このように、基本的な機能はいずれも使いやすさを重視したものになっており、特にファミリーユースでの使い勝手の良さを意識している。
なお、三菱のテレビはネットワーク機能は重視しておらず、以前はDLNAどころか、「アクトビラ ビデオ・フル」にさえも非対応だった。しかし、時代の流れからか、最新モデルではHDD+BDモデルを中心に、「アクトビラ ビデオ・フル」と「TSUTAYA TV」に対応する(DLNAには非対応)。
3D対応に高画質機能、HDD+BDの録画機能など
全部入り液晶テレビ「LCD-46MDR1」
LCD-46MDR1などのHDD+BDモデルは、同社のBDレコーダーの機能をほとんど受け継いだものとなっており、なかなか高機能。ただし、簡単操作の思想はここでも貫かれており、高機能ではあっても使い勝手を重視し、便利機能も数多い。
録画機能では、他社にあまりみられない便利機能が搭載されている。自動チャプター分割機能をベースとした「オートカットi」だ。これは、録画番組の本編またはCMだけを連続再生するというもの。自動チャプター分割の際に、本編とCM部を自動で分類してくれるのだ。
分類結果をBDにダビングも行なえるので、実際には編集機能さえ不要になるという便利な機能だ。オートカットiの視聴が可能な番組は、番組リストでも一覧できるようになっている。
このほか、スポーツ番組で盛り上がったシーンだけを集めて短時間で再生したり、音楽番組でのトーク部分をカットして演奏部分だけを再生したりできる「ダイジェスト再生」も搭載する。こちらもBDへのダビングが可能なので、音楽番組の演奏シーン集作りなども簡単に行なえる。
こうした便利機能が充実していることもあり、テレビ番組の再生はすこぶる快適だ。HDD+BD機は、メーカーによって高機能派とかんたん操作派の2つのタイプがあるが、三菱は高機能でありながら、使い勝手の点も優れた独自の機能性を兼ね備えている。
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