オートターンなどユニークな機能も充実
三菱電機「REAL」
続いて三菱電機の「REAL」を紹介しよう。同社は録画テレビの人気の高まりに合わせて、いち早くHDD+BD内蔵モデルを投入。BDレコーダーと同等の高機能を盛り込み、テレビとBDレコの両方を買いたいというユーザーの注目を集めた。
三菱電機「REAL」のラインナップ | ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ名 | パネル | 画面サイズ | 録画機能 | 実売価格 |
MDR1 | 4倍速液晶 DIAMONDパネル 3D対応、LED |
55V/46V/40V | BD 内蔵HDD (1TB) |
38/29/24万円前後 |
BHR400 | 倍速液晶 DIAMONDパネル |
46V/40V/32V/26V | BD 内蔵HDD (500GB) |
23/19/12/10万円前後 |
BHR300 | 倍速液晶 | 42V | BD 内蔵HDD (320GB) |
18万円前後 |
MZW300 | 倍速液晶 DIAMONDパネル |
52V | ―― | 23万円前後 |
MLW1 | 倍速液晶 DIAMONDパネル LED |
40V | ―― | 13万円前後 |
MXW400 | 倍速液晶 | 40V | ―― | 9万円前後 |
ML1 | 液晶 LED |
32V/22V | ―― | 7/4.5万円前後 |
BL1 | 液晶 LED |
19V | ―― | 4万円前後 |
LB1 | 液晶 LED |
19V | ―― | 4万円前後 |
MX45 | 液晶 | 32V/26V/22V | ―― | 6/5.8/5.2万円前後 |
MX40 | 液晶 | 32V/22V/19V | ―― | 5.5/5.2/4.5万円前後 |
ATL40 | 液晶 | 19V | ―― | 4.5万円前後 |
ラインナップはシリーズ数こそ多いが、各シリーズのサイズラインナップが少ないのが特徴。HDD+BD内蔵で3Dにも対応した「MDR1」(55V/46V/40V)、HDD+BDの2Dモデル「BHR4000」(46V/40V/32V/26V)、「BHR300」(42V)と、高画質モデルの「MZW300」(52V)、スタンダードモデル「MLWシリーズ」(40V)、「ML」シリーズ(32V/22V)などで構成される。
今回は、最上位モデルである「LCD-46MDR1」(実売29万円前後)とスタンダードモデルの「LCD-40MLW1」(同13万円前後)シリーズを取り上げる。
誰でも使いやすい簡単操作を重視
情報量豊かな精細画質も魅力
三菱のテレビの使い勝手は、一言で言うと「迷わず使える簡単操作」である。これはメニュー画面やリモコンのデザインなどにも現われている。
同社のテレビは、コントラスト感の高い精細な画質など、画質にこだわる人にも人気があるが、簡単でわかりやすい操作も大きな魅力と言っていいだろう。
操作メニューも簡潔で分かりやすいし、画質モードや明るさセンサーなど、省エネ関連の設定をまとめて行なえる「らくらく設定」など、操作しやすいような工夫が施されている。
省エネ関連では「ECOモニター」が面白い。省エネ機能による電力や電気代、CO2排出の削減量を積算して表示できる。節約した量が数値で確認できるので、テレビの電気代が気になる人には頼りになるだろう。
画質調整は画質モードの切り替えだけでなく、視聴者の年齢に合わせた画質の補正が行なえるなど、ファミリーユースに配慮したものになっている。
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