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新開発スピーカーを8個内蔵! 三菱のプレミアムテレビ

2011年09月01日 15時42分更新

文● ASCII.jp編集部

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プレミアム録画モデルの「MDR2」

プレミアム録画モデルの「MDR2」。リモコン操作でディスプレーを左右に回転させる「オートターン」機能も搭載する

 三菱電機から、液晶テレビ「REAL」の新機種3モデル5機種が登場した。Blu-ray Discドライブ内蔵のプレミアム録画モデル「MDR2」が3機種、ミドルレンジモデルの「DRW2」と「MR2」がそれぞれ1機種ずつとなる。発売日はDRW2が11月21日、それ以外は10月21日となる。

 MDR2は55V型の「LCD-55MDR2」(予想実売価格33万円前後)、46V型の「LCD-46MDR2」(同28万円前後)、40V型の「LCD-40MDR2」(同23万円前後)というラインナップを用意する。

本体に内蔵されているスピーカー

本体に内蔵されているスピーカー

カーボンナノチューブを配合した「DIATONE NCV スピーカー」ユニット

カーボンナノチューブを配合した「DIATONE NCV スピーカー」ユニット

サラウンド感の調整が可能

サラウンド感の調整が可能

 いずれも振動板の樹脂にカーボンナノチューブを配合した「DIATONE NCV スピーカー」を新たに搭載。チタンに匹敵する高伝搬速度と紙に相当する内部損失を実現し、レスポンスがよく、原音に忠実なピュアな音を再現できる。

 スピーカーはセンターに4個、左右に各2個ずつ搭載。さらにウーファーを2つ搭載する。これらのスピーカーで5.1chサラウンド再生が可能だが、新機種では音源の奥行き感を調整できるようになっている。

インパルス制御の設定

インパルス制御の設定

バックライトのエリア駆動設定

バックライトのエリア駆動設定

 画像処理エンジンには「DIAMOND 3D Engine PRO」を採用し、液晶パネルにはLEDバックライトを左右に配置した「DIAMOND Panel」を搭載。映像を書き換えている間はLEDバックライトを消灯し、書き換え終わった段階で点灯するインパルス型発光(間欠点灯)により、残像感を大幅に低減させた。

 また、エッジ型バックライトながら縦8分割×横2分割のエリア駆動に対応。黒い部分をより黒く表示できる。

 BDドライブのほか1TB HDDを内蔵しており、番組録画も可能。3波デジタルチューナーを3つ内蔵し、2番組同時録画をしながら別の局の番組を視聴できる。最大12倍の長時間録画にも対応する。

 ホームネットワーク機能(DLNA)を搭載するほか、外付けのスカパー! HDチューナーで受信した番組を録画できる。また、独自の映像配信サービス「GIGA.TV」にも対応した。

「LCD-40DRW2」(左)と「LCD-32MR2」(右)

ともに外付けHDDへの録画に対応。同時接続数は1台だが、最大8台のHDDを登録できる

 40V型で3D対応の「LCD-40DRW2」(予想実売価格13万円前後)と32V型の「LCD-32MR2」(同7万円前後)は、BDドライブやHDDは内蔵しないが、ともに外付けUSB HDDへの録画に対応する。

 全モデルに搭載されているのが「節電アシスト」機能。これは同社がテレビやエアコン、冷蔵庫など家電全般で取り入れる節電機能の総称だ。

リモコンの右下に「節電」のボタンを搭載する

リモコンの右下に「節電」のボタンを搭載する(写真はMDR2のリモコン)

 REALでは、リモコンに節電アシストボタンを装備。このボタンを押すだけで、様々な節電設定を簡単に操作できる。

 節電設定は、画質設定により4段階で消費電力を切り替えられるほか、累計電力削減量などを表示する「節電モニター」、周囲が真っ暗になったり無信号状態になると自動で電源をオフにする機能などが盛り込まれている。

 加えて、MDR2は人感センサーを新たに搭載。テレビの前の人を検知し、一定時間動きが検知されない場合は消画→電源オフに移行する。

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