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「ノリと勢いです」鏡音リン・炉心融解PVが出来たワケ

2010年02月26日 12時00分更新

文● ノトフ

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ボーカロイド・鏡音リンの人気曲「炉心融解」PVより。いわゆる「アニメ絵」とは一線を画すこのイラストと、ハイクオリティな動画を制作したのが、今回紹介する「なぎみそ」氏だ

 ニコニコ動画のヒット作品には、ネットで人気のイラストレーター(絵師)と、同じく人気のボーカロイド作家(ボカロP)がコラボレートした例がある。以前取り上げた「ブラック★ロックシューター」(関連記事)と同じく、今回紹介する「なぎみそ氏」が手がけた鏡音リンの動画「炉心融解」もその1つだ。

 iroha氏が作曲、kuma氏が作詞を担当した同作は、独特の美しいメロディーをもつ音色と歌詞が特徴。リアル調のイラストと、スピード感ある3DCGを融合したPVが話題になり、再生数は合計200万回を超えている(1度削除したため現在の数値は120万回)。

 PVの完成度がとても高い上、内容がやや難解なテーマだったため、掲示板やブログなどを中心に様々なPVの「解釈」が投稿され、ユーザーの間でも議論を呼んだ。リアル調のイラストはフィギュア化もされ、現在でも話題は尽きない。

 なぎみそ氏は初音ミクを主人公にした「みくよん」という4コマ漫画も手がけたことでも知られている。ポップでかわいい「みくよん」と、濃厚で華麗な「炉心融解」という2つの絵を描き分けられることも人気の理由だ。

 今回は本人にPVを手がけることになった経緯とウラ話、そして自身の来歴を語ってもらった。インタビューからその自由な人間性を感じてほしい。

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