このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

週刊 PC&周辺機器レビュー ― 第28回

薄い軽い長時間が揃った究極のモバイルノート VAIO X

2009年10月23日 16時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 究極の薄さを実現したモバイルノート「VAIO X」が登場した。13.9mmという薄さは、まさに衝撃的。重量も655gからと軽い。Atomを使い軽量という点では「VAIO type P」と似たコンセプトだが、VAIO Xのディスプレーサイズは11.1型ワイドと大きい。2GHzのAtom Z550と256GB SSDを搭載するVAIOオーナーメイド(VOM)モデルを試用できたので、早速レビューしてみよう。

VAIO X VAIO X

軽量・薄型ながらVAIOらしい風格も備える

 VAIO Xを閉じた状態で見ると、ノートパソコンを見慣れた目には違和感があるほどスリムだ。手に持ってみると、十分な剛性感を備えているのがわかり、本体がコンパクトなだけに凝縮感がある。本体を開く際に液晶ディスプレーの端を持つと、パネルが少ししなってしまうほど薄い。しかし、150kgfの加圧試験をクリアしているので、強度も兼ね備えている。

 試用したのは「プレミアムカーボン」のカラーバリエーションのモデル。天板はヘアライン加工が施されたカーボン素材で、光沢感のある仕上げになっている。手触りはつるつるしており、指紋などの汚れは付きやすい。VAIOロゴはミラー仕上げで、高級感を漂わせている。VAIOオーナーメードモデルでは、プレミアムカーボンのほか、ゴールドやブラックも選べる。店頭モデルはブラックのみとなる。

プレミアムカーボンモデルの天板 プレミアムカーボンモデルの天板。つややかな黒に炭素繊維によるヘアラインのような模様が浮かぶ

 重さは64GB SSD、WiMAX、「バッテリーパック(S)」を搭載した最軽量の構成で約655g。256GBのSSD、WWAN機能、「バッテリーパック(X)」の構成で約1080gとなる。試用したモデルは「バッテリーパック(L)」と256GB SSDを搭載しており、実測で約765gだった。

本体は幅がほぼ週アスサイズ 本体は幅がほぼ週アスサイズで、奥行きはやや短い。付属のACアダプターも小型で、これごと持ち歩いても苦にならないだろう

通常サイズのLAN端子と外部映像出力端子を備える

VAIO Xは通常サイズの有線LAN端子とアナログRGB出力端子を標準装備 VAIO Xは通常サイズの有線LAN端子とアナログRGB出力端子を標準装備。LAN端子は開閉式で、開状態では本体底面後部のスタンドを立てて使う

 本体に備わるインターフェースは、USB×2に1000BASE-Tの有線LAN端子、アナログRGB出力、ヘッドホン出力など。有線LANとアナログRGB出力端子は通常サイズなので、type Pのような外付けのアダプターなしで、直接接続できる。出先でプレゼンする際に、VAIO Xを颯爽と取り出したら注目を集めそうだ。

 厚さの制約でHDDは搭載できないので、ストレージはSSDのみ。64GB、128GB、256GBの3モデルが用意されており、9GBのリカバリー領域が確保されている。そのほかに、フロントにはメモリースティックデュオスロットとSDメモリーカードスロットを装備する。

本体左側面
本体左側面。電源コネクター、USB×2、ヘッドホン出力を装備
本体右側面
本体右側面。有線LAN、アナログRGB出力を装備
本体前面
本体前面。中央左にSDメモリーカードスロット、右にメモリースティックスロットを装備。超薄の本体に合うコンボタイプのスロットがないため、2スロットの並列配置に
本体背面
本体背面。放熱用スロット以外は何もない。スロット内には空冷ファンを装備

前へ 1 2 次へ

この連載の記事

注目ニュース

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART