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週刊 PC&周辺機器レビュー 第129回

Ultrabookと一緒に持ち歩きたい 超小型マウス「Cube」

2012年03月02日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 最近では長期的な評価のために、Ultrabookを持ち歩いて使うことが多い。現在日本市場で販売されているUltrabookは、いずれもポインティングデバイスはタッチパッドである。ただし、その品質や操作感は千差万別で、なかには「これはちょっと実用に耐えないな」と思うタッチパッドもある。

 そこでUltrabookと組み合わせて使う小型マウスを物色していたときに、副編集長から「これ面白そう。これやって!」と情報を持ってきたのが、今回レビューする「ロジクール キューブ」(以下キューブ)だ。マウスボタンのない超小型のデザインと、プレゼンテーション機能を持つという変わったマウスだ。今回は最近発売されたばかりの「ピアノブラック」モデルを試用して、その使い勝手を検証してみる。

ロジクール キューブ(ピアノブラック)

パッケージもキューブ
小さいが手に馴染む形状とサイズ

 キューブはサイズの割にやや高め(直販価格6980円)の製品だが、その分だけパッケージを含めたユーザー体験には気をつかっている。梱包箱自体が正四面体の立方体で、しっくなデザインも魅力的だ。中を開けると、キューブ本体とUnifyingレシーバー、充電用の短いUSBケーブル、本体をぴったり包むキャリングケースなどが出てくる。紙のインストレーションガイドはあるが、箱が小さいのでドライバーCD-ROMなどは入っていない。

キューブの箱(写真左)と同梱物。シックでしゃれたデザインはマウスらしくなくていい

付属のキャリングケース。ケースをつけなくても持ち運びには苦にならないが、つるてかボディーが傷つくのを防げる

付属の充電用USBケーブル。長さは約14cm。なお有線接続では使えない

 ボディーにはマウスボタンの類は一切ない。裏面に当たる部分にはセンサーの窓があり(センサーはレーザー式)、マウスの手前側に当たる部分には、小さな電源スイッチと充電用のmicro USB端子がある。

キューブを前から。見てのとおりマウスボタンやホイールはどこにもない。「消しゴムかと思った」という人もいるくらい、マウスらしくないデザイン

手前側。左のmicro USB端子は充電用。右は電源スイッチで、緑色が見える状態が電源オン

電源をオンすると、短時間だけ緑色のLEDが点灯する。内蔵バッテリーが減った状態になると、赤く光る

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