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週刊 PC&周辺機器レビュー ― 第129回

店頭モデルも4コアCPUに パワーアップしたLets'note B10

2012年02月10日 18時17分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 モバイル重視の製品が揃うレッツノートシリーズでも、異色の製品が「レッツノート B10」シリーズ。15.6型のフルHD解像度ディスプレーを備えながら、1.9kgを切るモバイル可能な重さに抑えるという、パナソニックの軽量化技術が光る製品だ。

 2012年春モデルで登場したレッツノート B10の新製品「CF-B10W」は、従来は直販サイト「マイレッツ倶楽部」限定モデルにしか採用されていなかったクアッドコアCPUを、店頭販売モデルでも採用したことが大きな特徴である。持ち歩けるクアッドコアマシンの実力を検証してみた。

レッツノート B10「CF-B10W」

大型画面が目立つ狭額縁のディスプレー部

 CF-B10Wは基本的に従来機種のマイナーチェンジであるため、主な特徴や外観に変更点はない。15.6型ワイドサイズで、解像度1920×1080ドットのディスプレーを搭載。スタンダードノート並みのディスプレーサイズながら、質量約1.895kgとぎりぎりモバイルも可能な重さに抑えている。パームレスト右側にはDVDスーパーマルチドライブを内蔵する。一般的な2スピンドルモバイルノートは、光学ドライブが左右引き出し式であるのがほとんどだが、B10シリーズは前面に出てくるので使いやすい。

本体前面右側に装備されたDVDスーパーマルチドライブ。前面引き出しは使いやすい

 15.6型のディスプレーを搭載するため、モバイルノートとして見るとサイズはかなり大きく、幅370.8×奥行き229×高さ31.4~43.2mmと横長の形状になっている。大きいとはいえ、ディスプレー周囲のベゼル部分を極力狭くすることで大型化を抑制している。またベゼルが狭いことで、画面の大きさが強調される効果もある。

 幅が広いためキーボードには余裕があり、キーピッチ19mm、キーストロークは3mmを確保している。英数キーなど基本的なキー配置や形状はオーソドックスなものだが、Enterキーの右側に、DeleteキーやHomeキーなどが配置されている点はやや特殊だ。Enterキーとこれらのキーの間は2mmほどの間隔が空けられているので、間違えて入力することはないだろう。パッドはレッツノートの特徴でもある円形パッドを採用する。

B10のキーボード。タッチは軽いがサイズが大きく入力はしやすい。パッドはレッツノート伝統の丸形

 スタンダードノートと同じサイズのディスプレーを搭載しながら、B10の重さは軽い。フットプリントが大きい分だけ、手に持った時は余計に軽く感じる。B10はモバイルにも十分耐えられる程度の重さではあるが、パナソニックとしてはモバイル用途の製品というよりも、トランスポータブル(可搬性のある)な製品に位置付けているようだ。バッテリー駆動時間は最大約6時間と、レッツノートとしては短い方であるし、落下試験もほかのレッツノートが軒並み75cm落下試験をパスしているのに対して、B10は30cm試験までとなっている。WiMAX通信機能を内蔵しないのも、そうした位置づけの反映だろうが、少々残念ではある。

 インターフェース類は従来機種と同様で、機能面でも特筆する点は少ない。USB 3.0ポートを右側面に1つ備えている。映像出力はアナログRGBを右側面に、HDMIを左側面に備える。

本体前面。左から電源スイッチ、ヘッドホン、マイク、SDXCカードスロット、DVDスーパーマルチドライブ。なお背面にコネクター類はない
本体左側面。左から電源コネクター、有線LAN、排気口を置いてHDMI出力、USB 2.0×2本体右側面。左からUSB 3.0、アナログRGB出力

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