スカートの襞、ストールの構造
描くにはやっぱりコツがあります
2枚目のラフを描き終えたら、1枚目のラフを非表示に設定。つづいて3枚目のレイヤーを作成し、ペンの色をさらに変える。これが「肌、服、ストール、その他」とパーツごとにレイヤーを分けて描いていく最終ラフだ。
ここではじめて服を描き、お題だった「ミニスカ」に着手。記者のようなシロートにとって、イラストを描くときに難しく感じるのは体のバランスと、服のヒラヒラとした襞(ひだ)。
ひいろさんが描くときに参考にしていたのは、pixivに三日月沙羅さんが投稿している「フリルの描き方講座」。同じフリルをPhotoshopで着色する方法についても解説している。これがとても参考になるのでぜひともご覧あれ。
服を描き終えたら今度はストール。ストールは特に構造が難しいため、一度別ウインドウを開き、そこで「体を覆ったらどうなるか」をざっくり把握してから描いていく。これは組んだ指先などの複雑な構造を描くときにも使うものという。
ひととおり描き終えたら左右を反転させてバランスを見て、今度は頭髪を細かく描きいれる。髪を描くとき、気にしておくのは生えぎわだ。そこから毛束が生えてくるイメージで描くのがポイントとのこと。
そのまま服、ストール、背景とラフを描き終えたらレイヤーを結合してふたたびレイヤーの濃度を25%程度まで下げ、今度はいよいよ本番の線画用レイヤーを作成する。
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