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ニコニコ動画講座の神職人を取材してみた ― 第5回

プロの犯行現場|Pixiaで秋のミニスカ娘を描く【線画篇】

2009年09月12日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部 イラスト・監修●ひいろ

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先生、今回は「エロカワ娘」でお願いします

ひいろさんのイラスト。このイラストの描き方もニコニコ動画講座に投稿されている

 ニコニコ動画には、PhotoshopやSAI、Painterなどのツールを使い、CGの描き方を教えてくれる「ニコニコ動画講座」というありがたいタグがある。その中で、フリーソフト「Pixia」を使用してイラストを描いている、プロの腕前を持った「イラスト職人」がいる。その1人がひいろさんだ。

 「そうだ、超初心者向けPixia講座をしよう」をはじめ、線画編色塗りレイヤー編マスク編と次々と講座を上げ、いずれも2万再生を超えるヒット動画となっている。

 そんなひいろさんにイラストの描き方を実際に聞いてくるというのが連載の本願なのだが、もう1つのポイントは「取材前に下絵を渡す」こと。前回までの2度に渡り、ムチャとしか言いようのないラフ絵を渡してイラストを描いてもらっている。

連載第1回「美少女イラストをSAIで描く」の下絵と完成画。やや誤用だが「どうしてこうなった」というレベル
芸術爆発しろ! とばかりに筆を走らせる編集長。やめていただきたい

 これまでの流れを考えると今回も当然あるんだろうなと、半ばあきらめて編集長に取材のことを伝えると、やはり嬉々として「筆と墨汁持って会議室に」との仰せ。

 いや今度こそ頼みますよ本当に、と願いを込めて会議室のドアを叩く。

 筆を手に、「今月はもう9月だよなあ、さて何があるかなあ」と言いながら、楽しそうに手を動かす編集長。1枚、1枚と何事か書いた紙を記者によこしてくる。

 まあいきなりムチャなことを言い出さないだけいいかと紙をチェックしていくことに。

 まずは初めの3枚。「××」という語彙のセレクトセンスが引っかかるが、ここは季節柄、こんなものだろう。今回はおとなしめなのだろうか。

 と思ったらいよいよ雲行きが怪しくなってきた。「ロングでウェーブ」って当たり前のように書いてるけど。パンチでデートみたいなものか。

 そしてとどめの3枚。なんでアングルだけ横書きなんだ、ASCII.jp本誌で「エロカワ」って単語出していいのかなど、ツッコむべき箇所が多すぎて鼻血が出そうになる。何より最後の「ちょい魚眼補正」って何事だ。

 ともあれ、これだけ要素を書いたのだから下絵は期待出来るだろうと思っていると、「はい」と最後の1枚を手渡す編集長。やけに早くないか、といぶかしんで紙を見てみると……

 「いやっ、ちょ、何ですかこれ!」
 「だってホラ、魚眼とかよく分かんないじゃん
 「じゃあ設定でも書かないでください!」

 いいからコレで描いてもらってきてよ、とガハガハ笑い、編集長は去って行く。紙芝居のような設定を手に、ひいろさんの取材を開始することになった。いや、本当に職人さんは懐が深い……。

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