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初心者でも使いこなせる一眼! ニコン「D3000」

2009年09月01日 12時00分更新

文● 小林 伸

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 2006年に登場したニコンのデジタル一眼入門機「D40」は、低価格(レンズキットで約6万円)ながら画質も高い評価を受け、大ヒットした機種である。それから約3年、同社最新の入門機となる「D3000」が発売された。

「D3000」。写真の「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G ED VR」付属レンズキットの実売価格は7万円前後

「D3000」。写真の「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G ED VR」付属レンズキットの実売価格は7万円前後

 D3000の最大の特徴は、初心者向けの機能として「ガイドモード」が撮影モードの中に用意された点だ。このモードは撮影に関することだけでなく、カメラの機能全般を背面モニターに出てくるガイドに従って操作すればいいという、まさにデジタル一眼レフカメラが初めてという人にはお勧めの機能である。


ガイドに従うだけでキレイな写真が撮れる

「ガイドメニュー」トップには「撮る」「見る・消す」「設定する」の3項目が表示される。例えば「撮る」を選ぶと「場面に合わせて撮る」など撮り方に合わせたガイドが表示できる

「場面に合わせて撮る」を選ぶと、さらに細かくシチュエーションが表示される。ここで「おまかせで撮る」を選ぶと撮影モードが「AUTO」になる

 従来のシーンモードでは、初心者には意味がわからない部分があったのかもしれない。そこで、さらに噛み砕いた説明文を表示してくれるのがガイドモードである。カメラに熟知していく過程のファーストステップの位置がさらに低くなったと言える。写真に不慣れな初心者ユーザーを育てる機能だ。

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