全損の32GBモデルを修理すると「7万7490円」
iPhoneユーザーならご存じの方も多いと思うが、iPhoneの「修理」は一部のパーツを交換するのではなく、端末を丸ごと取り替えることになる。修理の持ち込み先は、全国のソフトバンクショップか、アップル直営店の「Apple Store」だ。
気になるのは修理代金だろう。ソフトバンクモバイル広報に聞いてみたところ、「軽度」と判断された場合は16/32GBモデルともに2万2800円、「重度」の場合は、16GBモデルが6万7095円、32GBモデルが7万7490円とのこと。例えば、端末がまっぷたつに割れたりした全損の場合は「重度」と見なされるが、その辺、修理に持ち込んでみないと分からないようだ。
16GBモデル | 32GBモデル | |
---|---|---|
軽度 | 2万2800円 | |
重度 | 6万7095円 | 7万7490円 |
一応、正規のサポートを利用しないで修理できるかどうかもネットで調べてみると、「iLab PC Factory」というショップがガラス修理サービスを提供していることを見つけた。価格は7800円と「軽度」の修理より安価で、即日交換修理をうたっていたためかなり興味がわいたが、今回は記事にしようと決めていたこともあってソフトバンクショップに持ち込むことにした。
わずか30分で新品に交換された
さて、修理に持ち込む前には、必ずパソコンのiTunesと同期して、データをバックアップしよう。SMS/MMSでやり取りしたメッセージや通話記録、ゲームのセーブデータなどをまとめてパソコン側に保存しておける。新しい端末に交換した場合、ソフトバンクショップ側ではデータの移行までは面倒を見てくれない。
iPhoneが動作しない「重度」の場合は、以前にiTunesと同期したときに残っていたバックアップデータから復元することになる。万が一に備えて、こまめに同期しておくのがベストだろう。ものぐさなカリーさんはiPhone 3GSを買って以来同期してなかった。危ない、危ない。
バックアップが終わったら、ソフトバンクショップにiPhone 3GSを持ち込む。店頭では電話番号を聞かれて、身分証明書を見せて待つという感じだ。カリーさんのiPhone 3GSは、見た目は派手に割れていたが、一応、操作できるということで「軽度」という判定だった。SIMカードを新端末に差し替えて、アクティベーションしてもらえば交換完了。その間、わずか30分ほどだ。
今回、持ち込んだ1店舗目はiPhone 3GS 32GBホワイトの交換用在庫がなかったため、別の店舗に回ることとなった。家からソフトバンクショップが遠い場合は、事前に電話などで確認しておくといいかもしれない。
身をもってして「iPhoneって壊れるんだ!」というのを体感したカリーさん。皆さんのiPhone 3GSにもいつ不幸が訪れるか分かりません。ケースに入れたり、データをこまめにバックアップしたりと、万が一のときに備えておきましょう。
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