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都庁前iPhoneクラブ ― 第9回

都庁前iPhoneクラブ・新OS 3.0は堕落だっ!の巻

2009年06月21日 16時00分更新

文● 都庁前iPhoneクラブ製作委員会

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「この連載、覆面でしゃべる意味、あんまりなくね?」とのツッコミを多数頂いていたiPhoneクラブですが、今回は本当に「覆面座談会」を敢行だっ!

 iPhoneに関する最新情報を交換すべく、私的に結成された「都庁前iPhoneクラブ」。アップルにとってこの6月は、18日に新OSの「iPhone OS 3.0」が出て、26日に新型の「iPhone 3G S」が日本で発売されるという節目の時期だ。

 そんな重要なときだからこそ、今回は「アップルやiPhoneの未来に関するもっと濃い目の話がしたいっ」と社内の一家言ある方々にゲスト出演を依頼してみたところ………。まさか本当に来てくれるとは!

 ということで、どちらもパソコン雑誌に長年関わっているゴールドさんとシルバーさんを交えて、レッツ座談会。「iPhoneは3.0で堕落した」「今のアップルは崩壊前のソ連だ」といった顔が見えないからこそ言える辛口トークに注目だっ!

【お知らせ】「iPhone」が切り拓く次世代モバイルとビジネス

 アスキー総研では、iPhoneに関するイベントを25日に慶應義塾大学 三田キャンパスにて開催します。iPhoneに関するユーザー調査が発表されたり、元マイクロソフトの古川享氏など豪華ゲストも登場するので、ケータイやiPhoneに興味のある人ならぜひご参加ください。詳細はこちらを参照。


ゲーム市場を取るなら「touch」のほうが重要

カリー:今回は、iPhoneから見えるアップルの戦略やコンピューター業界の未来について、率直にご意見をいただければと思いますー。

長年、Mac業界を見続けてきたシルバーさん

シルバー:冒頭からiPhone全否定でナニだけど、俺はアップルはiPhoneよりもiPod touchに注力すべきだと思うんだよ。今、アップルが最も食い込みたい市場はゲームでしょ。

 アップルって昔からゲームプラットフォームを目指していたんですよ。iPodもiPhoneも出ていない、Macのみだった時代のWWDCでも、ゲームのカンファレンスを大量にやっていてかなり押していた。でも失敗して夢破れていたんですよね。

 そんなときにiPodが当たって、その流れで来たiPhoneもアメリカとかで売れた。今、ゲームデベロッパーがアップルに注目するような状況が出てきて、アップルはとても喜んでいるんだと思う。

カリー:そこまでして何でゲームのプラットフォームを取りたいんですかね?

シルバー:ゲーム市場がデカいから。

ゴールド:マイクロソフトだって、ゲームは大好きなんだよ。ソフトもずっとやってきているし、ジョイスティックも出していれば、WinGからDirectXで、派手に立ち上げようとしたけどうまくいかなかった。最近になって悲願が達成できてきたっていう図式でね。

カリー:あ、Xbox!

シルバー:で、ダメなのは日本でiPhoneが売れていないことなんだよね。結局、日本でiPhoneが売れている理由は、安いイメージがあるからでしょ? 「iPhone for everybody」のインパクトがないと買わなかった。その購入層もパソコンやPDAが好きな人が多くて、ここから一般人にまで普及するかというと俺はちょっと疑問だと思う。

 アップルが今後、ゲームプラットフォームとして日本で成功しようと思ったら、よりお手頃に手に入れられるiPod touchに注力すべきでしょう。そうすれば、なんとか一般人にまで食い込んでいけるんじゃないかな。

 だからこそ次期iPod touchでは、iPhoneとの変な差別化をしてはダメだと思う。デベロッパーが、タッチパネルや固有のセンサーを元に、新しい体験が可能なゲームのアイデアを思い付いたとしても、iPod touchが対応していないからiPhone用しか作れない──というのでは意味がないでしょう。

 極端な話、俺はiPhoneよりiPod touchのほうを高機能化していったほうがいいと思うけどね。

次期iPod touchではカメラやセンサー類が付いてくるか!?

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