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Excel達人の新定番テク60 知らないあなたは損してる! 第4回

Excelびっくり技6 こんなこともできたのか!

2008年11月20日 08時00分更新

文● 構成● 尾崎 裕子、アスキードットPC編集部

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マンネリ化した方法でExcelを使っていないでしょうか。実はもっと簡単で手早くできる技があるのです。使わないなんてもったいない。アナタの知らない「新」Excel技大特集! 第4回ではExcelの便利技を紹介します。機能同士をうまく組み合わせたり、おなじみの機能でも新しい使い方をしてみると、意外なことができるのです!


技-49
計算式を見せず数値に変える

 客先に見せる表などは、計算の結果だけが必要で、その計算内容は見せたくないということがあります。

 その場合には、計算式によって求めた結果を数値データに変換しておくのがいいでしょう。

 ただし、この操作を行なうと計算式はなくなりますから、計算の元になっているデータを変更しても再計算はされません。


[F2]→[F9]→[Enter]キーを順に押す

計算式のセル内容を計算結果の数値にする手順

数値データに変換したい、計算式が入力されたセルを選択して[F2]キーを押す。続けて[F9]キーを押すと数値に変わるので、[Enter]キーで確定する

式が見えなくなった

計算式がその計算結果の数値に変わる


技-50
テキストボックスにセルの内容を表示する

 テキストボックスは文字を入力できる図形です。セルに関係なく文字を配置することができ、サイズや位置も自由に変更できます。

 このテキストボックスは指定したセルとのリンクが可能で、テキストボックスに「セルを参照する式」を入力すると、セルの内容をそのままテキストボックスに表示できます。

 セルの内容を変更すると、自動的にテキストボックスも変更されるので、常に同じ内容にしておくことができます。

テキストボックスにセルを指定する

ツールバーにある[テキストボックス]ボタンをクリックし、ドラッグでテキストボックスを作成。テキストボックスを選択した状態で[数式バー]をクリックし、「=」を入力。参照したいB5セルをクリックして[Enter]キーを押す

テキストボックスにセルの内容が反映される

左画面で参照したセルの内容が、そのままテキストボックスに表示される

参照セルを使ったテキストボックス

ほかのテキストボックスも同様に作成し、参照セルを入力する。テキストボックスと図を結ぶ線は[直線]ツールで描く


技-51
結果がマイナスになる時間計算をするには?

 6:00から9:00を引くような、結果がマイナスになる時間計算は、通常はできません。

 6:00から9:00を引いた結果を「-3:00」と求めるには、メニューバーから[ツール]→[オプション]を選び、[計算方法]タブの[1904年から計算する]にチェックをつけます。


 (次ページ、「定例メッセージをコメントとして簡単入力」に続く)

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