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平成20年度富士総合火力演習レポート(中編)

後段演習開始!全兵科協同の技を見よ!!

2008年09月09日 20時00分更新

文● 片田 本朔 / 写真と解説● 藤吉 隆雄・吉田/Webアキバ編集部

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戦果拡張ヘ向ケ、「敵」部隊ヲ全力デ殲滅セヨ!

 総火演のクライマックスは、全装備を動員した総攻撃だ! 

 前段に登場しなかったAH-64D攻撃ヘリも参戦! だが……あっという間に眼の前を通過していった。
かくして敵の攻撃を見事に退け、大団円となったのである。 「状況終了ラッパ」が鳴り響き、演習は終了した。

最後の戦果拡張(総攻撃)にはアパッチも地味に登場。といってもフライパスしただけ

最後の戦果拡張(総攻撃)にはアパッチも地味に登場。といってもフライパスしただけ

演習のフィナーレは戦果拡張(総攻撃)だが、実際には観客向けの演出的要素が強い

Y戦車部長もEX-F1を振り回し、光と煙のページェントを撮影していた。

後段演習戦果拡張(音が出ます)

 このカシオEX-F1はメーカーからの貸出機。なんと仕事の都合でぶっつけ本番。あたかもファーストガンダム第一話の主人公のように、現地で懸命にマニュアルを読みながらの操作を続け、何とか後段演習に間に合った、という快挙(?)であった。
 得意げに戦果を見せると藤吉カメラマンが一言、

「いや~カメラマンいらねえな~」
「何を言ってるんです。一写入魂のプロの写真と違い、ボタンを押しただけのインスタントな画像ですよ」

 そうは言うが、総火演取材を前提にメーカーからわざわざ機材調達する事自体に「魂」を感じる。

(次ページへ続く)

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