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あなたが知らない家電の世界 ― 第2回

松下の明るいウラ話:最高級の蛍光灯は必要か?

2008年07月31日 10時00分更新

文● 正田拓也、トレンド編集部

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今回は明かりのトレンドをリードする電球形蛍光灯に焦点を当てる。「何それ?」という方こそ一読の価値アリだ

パルックボールプレミアQはどこがスゴい?


 松下電器産業から電球形蛍光灯のハイエンドモデル「パルックボールプレミアQ(クイック)」が登場した。どこがすごいのかと言えば、スイッチを入れるとすぐ明るくなることだ。点灯までじーっと待つのが当たり前だった蛍光灯の歴史に革命を起こしたと言っても過言ではない。

7月1日に発売した電球形蛍光灯のハイエンドモデル「パルックボールプレミアQ」。実売価格も1個あたり1500円程度とハイエンド(?)。今回からパッケージや製品ロゴが「ナショナル」から「パナソニック」に変わっている

 そのマジックは、タネを明かしてしまえばカンタンなこと。蛍光灯のサポート用に20W相当の白熱電球「クイックランプ」を内蔵しているのだ。

 スイッチを入れるとまず白熱電球がパッと点き、蛍光灯が十分明るくなるまで点灯する。その後、インバータ回路の内蔵機能が自動的にクイックランプを消灯する仕組みだ。クイックランプの点灯時間は最長で約60秒間という。

内蔵の白熱電球「クイックランプ」。ちなみにライバル製品でもある東芝「ネオボールZ」はLEDランプを内蔵し、普段使い(蛍光灯)と常夜灯(LEDランプ)を使い分けできるようになっている

 エコブームまっさかりの現在、消費電力が高い白熱電球のニーズは減っている。電球形蛍光灯とは半ばライバルのような関係だ。サポート役とはいえ「ライバル」を利用するという大胆な発想が、革命的な「すぐ明るい」仕組みを実現している。

 しかし、気になることは多い。まずキーフレーズにしている「すぐ明るい」ってのは本当なのか? それから、たとえ1分程度とはいえ、消費電力量が蛍光灯の5倍もある白熱電球を一緒に使ってしまうなんて、本当に大丈夫なのだろうか?

 そこはもうぐだぐだ言うより使ってみるべし! というわけでさっそく試してみた。

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