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生まれかわったシロモノ家電4シリーズ、「買い」のポイントもこっそり教えます

パナソニックの家電は変わるのか?

2008年09月16日 21時59分更新

文● 盛田 諒/トレンド編集部

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会場にはパナソニックの「家電」がズラリと並んだ。新製品の洗濯機や掃除機など、今までになかったマホガニーレッドのカラーバリエーションが目を引く
吉瀬美智子さん。秋からのCMではお母さん役を演じる同じく「お父さん」役の小林祐之助さん「娘」役の疋田結衣さん

パナソニックのモノづくり、2つの「超」と1つの「徹底」


 この国からついに「ナショナル」が消える――。

 16日、松下電器産業は10月1日の社名変更を前に、「パナソニック」ブランドの家電シリーズとブランド戦略を発表した。「ナショナルのお店」はすべて姿を消し、日本全国すべての直営店が「パナソニックのお店」と呼ばれることになる。

 パナソニックの名称は1955年から使われ始めたり。「pan(あまた)」と「Sonic(音)」というふたつの言葉を組み合わせ、輸出用スピーカーのブランド名とした。1988年からは国内のAV機器も「Panasonic」ブランドで販売している。

会場は山のような記者で埋まった。総来場者数は1400名にも及ぶという

 国内外に強いインパクトを与えた今回の社名変更。もはや日本の伝統技術とも言える「松下のモノづくり」はどう変化していくのだろう。指針表明で重点的に紹介されたのは「家まるごと」という生活提案。AV機器からシステムキッチンまで、トータルでパッケージングしていく製品戦略だ。

「家まるごとパナソニック」を指針として掲げる。2004年から「オール電化」など白物家電とAV機器のコラボレーションを進めていた。ついにワンブランドでのトータルパッケージングが可能になる「AV機器+白物家電+キッチン&バス」の合計額で見れば、クルマ1台の価格にも勝るという「生活家電」すべてをリードするという

 これに商品開発にかける3つの柱が加わる。「超・繋がる」「超・省エネ」そして「徹底したユニヴァーサルデザイン」だ。これらを軸として、統一感あるデザインやマーケティング戦略のもとに新生家電ブランドとしての「パナソニック」を作っていくという。

「超・繋がる」。AV機器を中心として、さまざまな家電製品を家の内外隔てなく利用できるようにする「VIERAリンク」が代表「超・省エネ」。すべての家電において、業界No.1の省エネ設計を目指していくという「徹底したユニヴァーサルデザイン」の一環としてデザインも一新。カラーリングは従来の「ホワイト」を基調としたものから、「シルバー」と「マホガニーレッド」を含めた3色に

 これにより「松下電器」「ナショナル」「パナソニック」とバラバラだった売り場での見え方、そしてテレビや新聞、雑誌などマスメディアを通じたブランドイメージもガラリと変わる。国内でも年内におよそ10万本のテレビCMを打つという。これまで以上にメガブランドとしてのイメージが定着していくはずだ。

「nanoe(ナノイー)」や「ヒートポンプ」など、同社独自のBB(ブラックボックス)技術を横断的に利用したモノづくりで業界をリードしていくという会場ではテレビCMの一部も放映された。CM冒頭には「Hello! Panasonic」のロゴマークを映し出し、ブランド名の浸透をはかる

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