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「1機能に1ボタン」がわかりにくさの元凶!?

日本のデジタル家電は、なぜ使いにくいのか

2008年08月06日 12時30分更新

文● 岩佐琢磨

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ホイール付きリモコンの憂鬱
一見便利そうに見えるホイール付きリモコン。しかし、実際に利用してみるとメニューの動きがホイールの動きに連動せず極めて使いにくい。こういったソフトウェアとハードウェアの不整合が日本のデジタル家電ではしばしば起こる

※この記事は、月刊アスキー2008年9月号に掲載された記事をウェブ用に再編集したものです


ホイール付きリモコンの憂鬱


 家電のインターフェイスを語る際、リモコンやボタン類といったハードウェアと、画面に表示されるインターフェイス(以下GUI)の2つの観点がある。

掲載面
本誌掲載面

 操作しやすい家電は、これらが相互に良く作り込まれていることが重要なポイントとなるのだが、大手メーカーではこれらの設計者が異なることが多く、連携がうまくいかないケースが多々ある。

 あるメーカーが、DVDレコーダのリモコンにジョグダイヤル的なロータリーボタンを付けたことがある。山ほどある録画済み番組リストの中から素早く目的の番組を選ぶための新機能だったはずだが、画面側のGUIは従来機種と同じまま。

 ダイヤルを高速に回しても、従来のカーソルキーでカチカチとひとつずつスクロールしていたのと同じ、ゆっくりでしか画面が進まないのだ。

 これでは何のために新しいハードウェアを開発したのかわからない。

 もちろん、ダイヤルの回転速度に合わせてカーソルが加速するのがベストだ。しかしGUIの表示能力がそこまで高くない場合は、例えば録画日時だけをスクロール表示させ、ダイヤルを止めると選択した日時の録画済み番組の上でカーソルが合った状態の画面に切り替わる、などの工夫ができたはずだ。

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