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Touch Diamond徹底解剖 第2回

薄くなった弟分―EMONSTER lite登場!

2008年06月10日 22時45分更新

文● ヤシマノブユキ

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高級車をイメージしたシンプルケータイ「H11HW」


「H11HW」

イー・モバイルの端末でテレビ電話ができるのは、今のところこのH11HWだけ。電話をかける際は「TV電話」モードで発信するだけと、かけ方も簡単だ

 「H11HW」は、中国Huaweiが国内で初めて提供する携帯電話端末だ。高級スポーツカーで有名な自動車メーカー、Bugattiの製品をイメージした洗練されたデザインとなっており、イー・モバイルで初めてテレビ電話に対応したのが特徴。

テレビカメラの品質はまずまず

初期設定では、ヒンジ付近のサブカメラに映る自分の映像を相手に送るようになっているが、カメラを切り替えれば背面のメインカメラに映る映像を相手に送り、周囲の状況を伝えることも可能。映像サイズはQCIF(176×144ドット)、フレームレートは枚秒15コマ、ビットレートは64kbps。映像はシャープネスがやや甘めだが、遅延も少なくまずまずの品質だった

 機能面はシンプルなものになっており、2.0インチ(176×220ドット)の液晶ディスプレー、200万画素のデジタルカメラ、メディアプレーヤーなどを搭載する。

「Googleモバイル」も閲覧可能。メインディスプレーは、解像度が176×220ドットと低めなので一覧性は高くはない。しかし、モバイルに最適化された「Googleマップ」は画面にフィットしていて見やすかった

本体を開かなくても音楽再生が可能。側面の「♪」キーを長押しすると音楽再生モードになり、背面パネルのタッチパッドで曲の再生や一時停止といった操作ができるようになる

 EMONSTER liteと同様、下り最大3.6MbpsのHSDPA/W-CDMA通信やBluetoothにも対応する。なお、今回発表された端末は両方とも、ドコモとの国内ローミングには対応していない。

シート状のフレームレスキー

シート状のフレームレスキーは、見た目が格好いいだけでなく、指の運びがラクで文字入力などがしやすい

日本語入力システムは、予測変換や絵文字入力に対応した「ATOK」を搭載する

片手でも開けやすい形状

側面中央部にわずかなくぼみを設けてあり、片手でも開けやすいようになっている

Bluetoothのバージョンは1.2

Bluetoothのバージョンは1.2となる。対応サービス(プロファイル)はDUN(ダイヤルアップ)、FTP(ファイル転送)、A2DP(ステレオ音楽送信)の3種類と表示されていた

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