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Touch Diamond徹底解剖 第2回

薄くなった弟分―EMONSTER lite登場!

2008年06月10日 22時45分更新

文● ヤシマノブユキ

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 イー・モバイル(株)は10日、音声端末の新製品2機種を発表した(プレスリリース12)。今回発表になったのは、台湾HTC社製のスマートフォン「EMONSTER lite(S12HT)」(以下EMONSTER lite)と、中国Hauwei(ファーウェイ)社製ケータイの「H11HW」。発表会会場で展示されていた、モックアップおよび実機での写真レビューをお伝えする。



国内最薄のスマートフォン「EMONSTER lite」


「EMONSTER lite」

7月下旬発売予定ということで、会場に展示してあったのはモックアップのみ。本体カラーはブラックのみでの展開となる

 「EMONSTER lite」は、携帯電話風のボディーに2.6インチQVGAサイズ(240×320ドット)のタッチパネルを搭載したスマートフォン。スタイラスだけでなく、指先で画面に触れ、ほとんどの操作を直感的に行なえるのが特徴だ。

 3月に発売されたEMONSTERから、フルキーボードや無線LAN、GPSなどを省き、機能を絞り込む代わりにギリギリまで薄型化、軽量化がされている。

大きさ比較

EMONSTER(S11HT)(左)と大きさを比較。サイズと重量は、EMONSTERが幅59×厚さ19×高さ112mm、約190g。EMONSTER liteが幅55×厚さ15.8×高さ107mm、約120g。liteの方が一回り小さく、手に持つと断然軽い

厚さ比較

厚さの違いを比較。EMONSTER liteの厚さはEMONSTERより3.2mm薄い15.8mmで、タッチパネル搭載のスマートフォンでは国内最薄となる。同じ機種がベースの「FOMA HT1100」(NTTドコモ)と比較しても7mmも薄い

 下り最大3.6MbpsのHSDPA/W-CDMA通信や、Bluetooth2.0+EDR接続によるモデム機能、Windows Mobile 6 Professionalの搭載などは従来通り。価格は未定で、発売時期は7月下旬頃の予定。

 実はEMONSTER liteはドコモの「FOMA HT1100」と同じハードをベースとしているが、いくつか違いがある。主な違いは、以下の通りだ(ただし最終的な仕様は異なる場合がある)。

  • 「インターネット共有」機能を搭載し、パソコンの外部モデムのように使える
  • YouTubeなどのストリーミング動画視聴を可能にするソフト「ストリーミングメディア」を搭載しない
  • 本体カラーはブラックのみ

背面のメインカメラは有効約200万画素CMOS

背面のメインカメラは有効約200万画素CMOS。本体色はツヤ消しブラックで、ラバーのようなザラッとした手触りだ。背面全体が電池カバーとなっているため、見た目はとてもスッキリとした印象

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