Antecは3日、「COMPUTEX TAIPEI 2008」会場に隣接するホテルGrand Hyatt Taipeiにてプライベート発表会を行なった。会場にはもうすぐ発売開始の製品や、初期段階のサンプル品などが展示されており、今後のAntecの製品ラインナップを先取りする絶好の機会となっていた。
中でも自作ユーザー注目の製品は、通称「まな板」と呼ばれる簡易試験台である。まな板と一言で言っても、そこは定評のあるPCケースを送り出しているAntecのこと。通常のまな板とはまったく異なる高級感漂う製品を仕込んでいた。今回初お披露目となった写真の高級まな板は、ATXに対応した「Skeleton」とMini-ITXに対応する「Mini Skeleton」の2タイプ。その名の通りスケルトン形状が特徴で、従来製品と違い通常のPCケースとしても使えそうなスタイリッシュなデザインとなっている。
「Skeleton」「Mini Skeleton」共通の仕様は、マザーボードや各パーツをスライドすることで簡単に外せるようになっている点や、3段階に回転数を調整可能なLED付き大型ファンをトップに搭載しているところ。主なスペックは、「Skeleton」が5インチベイ×2、3.5インチベイ×6で、フロント部にはUSB/eSATA/マイク/ヘッドホンの各ポートを搭載。一方の「Mini Skeleton」は、5インチベイ×1、2.5インチベイ×4で、フロント部にはUSB/マイク/ヘッドホンの各ポートが搭載される。
気になるのは日本での発売だが、「Skeleton」は8月発売予定で価格は未定、「Mini Skeleton」に関しては年内の出荷を目指しているとのことだ。
「Skeleton」と「Mini Skeleton」の動画インプレッション
発表会でお披露目となった製品はまな板だけではない。次ページではPCケースや電源を紹介しよう。
(その他の新製品へ続く)
この連載の記事
-
第15回
PCパーツ
Mio Technology、デュアルスクリーンGPS携帯などを展示 -
第14回
PCパーツ
気になったアイテムを総チェック! これで行った気分に! -
第13回
PCパーツ
会場にわんさか! 「Intel 4」シリーズマザー大紹介 -
第12回
PCパーツ
液体窒素で「QX9770」が6GHz超! FoxconnブースでOCデモ -
第11回
PCパーツ
アキバではもう製品は出ちゃったけど、インテルがP45/G45発表! -
第10回
PCパーツ
ノートPCもパワフルに! AMD、Turion X2 Ultraを発表! -
第9回
PCパーツ
注目ブースピックアップ「Shuttle」編、Atomもあるでよ -
第8回
PCパーツ
注目ブースピックアップ「Thermaltake」編 -
第7回
PCパーツ
インテル基調講演レポート -
第6回
デジタル
AcerのAtom採用Netbookは8月に日本で登場? - この連載の一覧へ