前回に引き続き、カシオの超絶連写デジカメ「EX-F1」。簡単にスペックを書くと、レンズは35mm判換算で36-432mm相当の12倍超望遠ズーム、1/1.8インチで600万画素の撮像素子を搭載する。大きさは小型デジタル一眼レフくらいのサイズで価格は10万円ちょっと。コンパクトデジカメも1000万画素に迫ろうという時代に600万画素で10万円というのは高い……と感じるだろう。
でも毎秒60コマなんて超高速連写が可能なのは、普通のデジカメとは異なる新開発の高速読み出し撮像素子を使っているからなのである。それがソニー製の新型CMOSセンサー。600万画素フルサイズの画像を毎秒60コマの速度で撮影できるという性能を持っている。
となると、超高速で読み出された600万画素の画像を超高速で処理しないととても追い付かない。だから内部の処理回路やバッファーにもコストがかかっており、結果として価格が高くなるのも道理なのだ。
今回は、前々回紹介した遊び盛りの猫を狙ってみた(関連記事)。超望遠ズームなので、遠くの猫をこっそり狙うのは得意。
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