このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

外観写真もお届け!

出来のいい弟「EX-FH20」は兄と何が違う?

2008年09月16日 17時26分更新

文● 広田稔/トレンド編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
EX-FH20

EX-FH20

 今年前半、話題になったデジモノのひとつに、カシオ計算機の「EX-F1」がある。

 毎秒60枚という超高速な連写機能や、毎秒1200コマというハイスピード動画を撮れることがウリの製品で、YouTubeなどの動画共有サイトでは「EX-F1」というタグができるほど人気を集めている。ASCII.jpでも大道芸人戦車など、いくつもの被写体を撮ってきた。

 ただEX-F1は発売当時の実売価格が13万程度でデジカメとしては少々高額だったため、こうした作品を見て「自分も撮ってみたい」と思ってもなかなか購入に踏み切れなかった人がいたかもしれない。そうした人は、19日に発売される下位モデルの「EX-FH20」に大いに注目してほしい(関連記事)。

 EX-FH20をひと言で表すなら、「出来のいい弟分」だろう。いちばんの魅力は、実売で8万円前後という価格だ。連写機能は毎秒40枚、スローモーション映像は毎秒1000コマとEX-F1に比べて抑えられた一方で、撮像素子は600万画素から910万画素に、光学ズームは12倍から20倍に引き上げられている。主な違いを下表にまとめた。

製品名 EX-FH20 EX-F1
撮像素子 2.3分の1型高速CMOS 1.8分の1型高速CMOS
有効画素数 910万画素 600万画素
光学ズーム 20倍 12倍
焦点距離
(35mm換算)
26〜520mm 36〜432mm
液晶ディスプレー 3.0型 2.8型
最大連写速度(画素数) 毎秒40枚(700万画素) 毎秒60枚(600万画素)
ハイスピード動画 224×56ドット(毎秒1000コマ)、224×168ドット(毎秒420コマ)、480×360ドット(毎秒210コマ、または毎秒30〜210コマ) 336×96ドット(毎秒1200コマ)、432×192ドット(毎秒600コマ)、512×384ドット(毎秒300コマ、または毎秒30〜300コマ)
HD動画 1280×720ドット(毎秒30コマ) 1920×1080ドット(毎秒60フィールド)、1280×720ドット(毎秒30コマ)
動画の保存形式 AVI形式(Motion JPEG) MOV形式(H.264/AVC準拠)
主な入出力端子 USB/AV端子 USB/AV端子、HDMI出力、ホットシュー、外部マイク入力
電源 単3形電池×4本 専用リチウムイオン充電池
LEDフラッシュ ×
スローライブ撮影 ×
ブラケット撮影 ×

 次ページでは、実機の外観写真をお届けしよう。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン