このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

【Fancy Frontier 開拓動漫祭 11】

もはや17歳+****日は世界の共通設定! ぼくらのお姉ちゃん、井上喜久子さん、台湾に立つ!

2008年02月21日 23時59分更新

文● 伊藤 真広

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 先日、台北で開催された台湾版コミケ「Fancy Frontier 開拓動漫祭11」(FF)っであるが、現在の日本のコミケとは違い、古きよき時代を感じさせるイベントということで、最近のコミケでは絶対に開催できないだろうステージイベントが開催された!!
 FFのステージイベントには、毎回日本から豪華なゲストが招待されるのだが、今回、日本からやってきたゲストは「ああっ女神様っ」のベルダンディー役や「らんま1/2」の天道かすみ役などを演じた井上喜久子さん(お姉ちゃん)!
 ステージの始まる1時間近く前から、ステージ前にはたくさんの人がお姉ちゃんの登場を待っていて、会場内は一部交通渋滞が起きるほど。ステージの開催時間が近づくにつれて、その人垣はさらに増え、気が付けば休憩スペースの4階の手すり部分にも人が集まるほどの人気となっていた。

 

お姉ちゃんが登場するとファンからは大きな花束が贈られた

ステージ正面はもとより、休憩スペースの4階のバルコニー部分もファンでびっしり埋まっていた

井上喜久子さん

井上喜久子さん。「らんま1/2」天道かすみ役、「ああっ女神さまっ」ベルダンディー役、「おねがい☆ティーチャー」風見みずほ役、「CLANNAD」古河早苗役など、優しいお姉さんやお母さんキャラなどで数多くの作品に出演している人気声優。通称:お姉ちゃん。また、自身の造語である「17歳教」という言葉は「現代用語の基礎知識2008」(自由国民社刊)に掲載された

 大きな歓声とともにお姉ちゃんがステージに登場。お決まりの「井上喜久子17歳です」と自己紹介すると、会場全体から「おいおい」のツッコミが入った。どうやら、17歳教は日本独自のものではなく、世界を席巻するワールドワイドな単語となっているようだ。
 いつもだと、お姉ちゃんが「おやおや、声が小さいぞぉ」というところだが、会場内から上がった歓声が大きかっため「大きな声がきこたえけど、もう一回」となり、2回目の「おいおい」が行なわれ、ステージの幕は開けた。
 台湾のファン向けイベントということで質問などは中国語で行なわれ、通訳の方がお姉ちゃんに伝える方式を取っていた。そのため質問内容の詳細はわからなかったが、声優を目指す人に向けたおねえちゃんの経験談、収録の裏話などが語られたようだ。
 また、ファンからのリクエストで、らんま1/2ではおなじみの天道かすみが父である天道早雲へ話しかける「お父さん、お茶が入りましたよ」を演じると、会場からはファンから、歓声とも、感動によるどよめきとも取れる声が上がった。
 コスプレ好きでも知られるお姉ちゃん、今回のステージのために現在出演中の「CLANNAD」の古河早苗さん風のエプロンを日本から持参して、ステージの上で身に着けて披露していた。
 トーク終了後は、お姉ちゃんが歌うライブが行われテレビ放送では、茶太さんの歌うCLANNADのエンディングソング「だんご大家族」を歌い、ステージは終了となった。

ステージは、おきまり挨拶からスタート。台湾のファンからも「おいおい」のツッコミが入り、この挨拶は、世界共通語になりつつあることを予感させた

日本から用意してきた早苗さん風のエプロンをステージの上で身に着けたお姉ちゃん。まるで早苗さんが現実に現れたようでした

ベルダンディーのコスプレをした台湾人の女の子。ステージに上がる予定はなかったのだが、お姉ちゃんの希望で、ステージに登場。彼女にとっては一生の思い出になったことだろう

「だんご大家族」歌うお姉ちゃん。癒しの歌声を聞き漏らすまいと、ざわついていた会場は、一時的に静かになっていた

(本人によるメッセージがある次ページへ続く)

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ