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中国IT小話──上海にできた「メイド喫茶1号店」 メイドさんは美人ぞろい

2007年12月07日 11時00分更新

文● 山谷剛史

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 中国一の大都会・上海は、ほかの中国の都市と違い、日本の大都市なみにあらゆるモノがそろい、さまざまな食を楽しむことができ、多種多様なエンターテイメントを満喫できる。

@ニャオハイに潜入

「おかえりなさいませ、ごしゅじんさま」

 豊かな上海人それぞれが、それぞれの好きなことを追求する結果、例えば「大陸屈指のオタクビル」関連記事)なんてのもできた。

お店は高級ホテルの6階だ

お店は高級ホテルの6階だ

 一方で上海は、日本人が最も多く滞在する都市でもあるそうだ。その数は駐在員やその家族、それに留学生を合わせれば10万人を超えることもあるという。だからこそ上海には日本人向けサービスが充実していて、例えば日本でおなじみの「居酒屋チェーン店」とか「漫画喫茶」なんかもあったりする。

 そんな上海に第1号となる「メイド喫茶」が今年登場した。上海の若者が対象なのか、それとも在住日本人が対象なのか、今までなかった土地に最初にできたメイド喫茶はどんなものなのか。さまざまな疑問を胸にメイド喫茶に向かった。



その店は上海屈指の超高級ホテルにあった!


 その店の名前は「@ニャオハイ」

 上海人にとってのオシャレな通り「准海中路」の横を走る「長楽路」沿いにある5つ星ホテル・新錦江大酒店の6階にある。

 この新錦江大酒店は地下鉄・陝西南路駅にほど近く、また上海へ出張する日本人にはおなじみの花園酒店(ホテルオークラ)からもすぐ近くと、非常に行きやすい立地だ。ホテルのロビーを抜け、ホテルの6階にエレベータで向かうと、そこにいかにもな絵が描かれた看板があるので、初めて訪れてもすぐに分かるはずだ。

5つ星ホテルの中に店を構えるだけあって、高級感がある店内

家具や調度品もなんとなく、「昔のお金持ちの家」風だ

 筆者が最初にこの店を訪れたある平日は、客の姿は見えず、二人のメイドさんが主人の帰りを待っていた。

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