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台湾発の癒しカフェ、アニマルカフェが台湾に急増中!

2007年08月19日 21時20分更新

文● あおきゆか

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 台湾でお茶を飲む場所といえば、思い浮かぶのが中国茶の茶芸館。しかし、今、アニマルカフェを目当てに台湾に行く日本人が急増中。観光客の間でもブームとなりつつある台北の癒し系アニマルカフェを取材してみた。

10年の老舗猫カフェ「猫花園」

 今回取材した猫カフェ「猫花園」は、猫量15匹というまさに猫パラダイス。オープン10年目という台北で最も古い猫カフェだ。最近増えてきた猫量2~3匹の甘っちょろい猫カフェとは気合いが違う。店内には、ガラス張りの猫休憩スペースがあり、各テーブルには、人間サマの席にはないクッションが着いた猫専用の椅子が設置されている。

「猫花園」外観

「猫花園」の外観。どこをとっても猫だらけ。MRTの芝山駅から徒歩1分という好立地だ

「猫花園」店内

店内はやはり猫だらけ。壁に大きく書かれた絵はまさに猫のパラダイス


気になる衛生面と店のサービスは?

 この「猫花園」は、客も他店とは違いほぼ全員がカメラを携える、猫目当ての客ばかりだ。床にへばりつく猫を、しゃがみ込んで食事ソッチノケで相手している。衛生面を気にするような客は来ない。テーブルの上に猫が陣取っていて、日本では衛生上保健所が死んでも許可しないような営業状態だが、動物臭もなく、不衛生な感じはない。中にはトイレが出来ない猫もいると聞いたが、ケアはしっかりしている。
 自分の猫を連れて来るお客さんもいるが、お客さんの猫と仲良く出来ない店の猫は、ガラス張りの部屋に入れられるという。メニューや店内の張り紙には全て日本語表記アリで、日本人観光客が多い事がうかがえる。食事も出来るカフェでこの日も、3年前から来ていると言うリピーターの日本人客にも遭遇した。

猫花園

店内で売っている餌を与えると、猫がそこに群がりはじめる。すると、食事をソッチノケでお客さんたちが集まり写真を撮りまくるため、知らない客同士の交流も深まる

猫花園

この猫の量!これが全てではない。どの猫も去勢されているためか、客からの餌の食べすぎか、デブ猫が多い

猫専用と書かれた席に、まるでサラダを食べるかの様にちょこんと座る猫。自らやってきて、一緒に食事をしてくれるので猫好きにはたまらない

猫持ち込みOK

お客さんの連れてきた猫も、黙って猫専用席に座って食事を見守っている

男性客と猫

男性客も多い。二人で来て、猫にベロベロだった

それぞれ自由に自分の場所を分捕って、キャーキャーと黄色い声を出す客をよそに、客を完全に無視して自由気ままに過ごす店の猫たち。ストレスもなさそうだ

温和な犬が一匹いる。まるで猫たちのリーダーの様だ。店が閉店し、店員が帰るとここは犬と猫だけのパラダイスになる

猫カフェ 猫花園
住所:台北市士林區福華路129號1樓
アクセス:MRT芝山駅下車すぐ
電話:02-2835-3335
営業時間:12時~23時
定休日:不定休
URL:なし

(次ページへ続く)

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